日本の歴史を学習する時にまんがで覚えると効率的です。
日本の歴史シリーズは小学生から高校生まで使えるとっても役に立つ漫画です。
シリーズ全巻を購入しておきたいと思うところですが、いざ購入するとなるとそれなりに金額がかかりますし、いろいろなシリーズが出版されていますので、どれにしようか迷う方も多いと思います。
日本の歴史シリーズは大手5社(角川、小学館、集英社、学研、講談社)から出版されています。
私は長男(高1)と二男(小3)のために5社の日本の歴史シリーズの中から、「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史」を購入しました。
そして、2020年7月3日に新しく講談社からも日本の歴史シリーズが発売されました。
私が角川シリーズを購入決定した際には講談社のシリーズはまだ発売されていませんでしたが、このシリーズも比較対象に加え、わかりやすく価格、総ページ数、発売日などの数値で5社を徹底比較しました。
※おすすめはあくまで個人の意見です。
各出版社の日本の歴史シリーズの基本情報
まずは各出版社の日本の歴史シリーズの基本情報です。
角川 まんが学習シリーズ日本の歴史
全15巻+別巻4冊+特典 16,720円(税込)1冊880円
四六判ソフト/224ページ 総ページ/4,256P
発売日/全15巻2015年6月30日 別巻2018年11月5日
小学館 学習まんが少年少女 日本の歴史
全22巻+別巻2冊+特典 21,758円(税込) 1冊913円、別巻836円
菊版ハード/152ページ 総ページ/3,880P
発売日/1~21巻1998年2月4日 22巻2018年10月5日
集英社 学習まんが日本の歴史
全20巻+特典 19,800円(税込)1冊1,100円※バラで買うより2冊分お得
菊版ハード/192ページ 総ページ/3840P
発売日/2016年10月28日
学研まんが NEW日本の歴史
全12巻+別巻2冊+特典 16,060円(税込)1冊1,045円、別巻1,760円
菊版ハード/144ページ 総ページ/2240P
全12巻発売日2012年11月14日(別巻最新2014年9月16日)
講談社 学習まんが 日本の歴史
全20巻+特典 18,700円(税込)1冊935円
四六判ソフト/224ページ 総ページ/4480P
発売日/2020年7月3日
一冊あたりの価格とページ数とサイズの比較
価格 | ページ | サイズ | |
角川 | ¥880 | 224 | 四六判ソフト |
小学館 | ¥913 | 152 | 菊版ハード |
集英社 | ¥1,100 | 192 | 菊版ハード |
学研 | ¥1,045 | 144 | 菊版ハード |
講談社 | ¥935 | 224 | 四六判ソフト |
※価格は税込み価格です。
1冊の本の価格は角川が一番安いです。
価格が安いのは本のサイズが従来の菊版ハードカバーではなく一回りコンパクトな四六判ソフトカバーになったことが大きな要因かと思います。
ハードカバーの方が劣化はしにくいのですが、ソフトカバーの方が持ち運びしやすく、読みやすく、収納場所はハードカバーのものよりはとりません。
なので、ソフトカバーでも何ら問題はありません。むしろ、メリットは多いです。
一冊あたりのページ数が多いのは角川と講談社です。
角川と講談社は四六判ソフトカバーで、このタイプはコンパクトながら1冊あたりのページ数はハードカバーに比べ多いです。
1冊あたりの価格が安く、ページ数が一番多いのは角川となりました。
巻数と総ページ数の比較
巻数(別巻含む) | 総ページ | |
角川 | 全15巻+別巻4冊 | 4,256 |
小学館 | 全22巻+別巻2冊 | 3,880 |
集英社 | 全20巻 | 3,840 |
学研 | 全12巻+別巻2冊 | 2,240 |
講談社 | 全20巻 | 4,480 |
別巻を含めての巻数でいえば24冊の小学館が一番多くなります。
しかし総ページ数では全20巻の講談社が一番多いです。
次に19冊の角川が多くなります。
セット購入した場合の価格比較
セット価格 | 巻数(別巻含む) | |
角川 | ¥16,720 | 全15巻+別巻4冊 |
小学館 | ¥21,758 | 全22巻+別巻2冊 |
集英社 | ¥19,800 | 全20巻 |
学研 | ¥16,060 | 全12巻+別巻2冊 |
講談社 | ¥18,700 | 全20巻 |
※価格は税込み価格です。
セットで全巻購入した場合は巻数が一番少ない学研が一番安いです。
セットで購入した場合、バラバラで購入するよりお得になるかというと、集英社以外は値段は変わりません。
集英社だけはセットで購入すると2冊分安くなるのでセット購入がお得です。
セットで購入すると何が良いかというと、特典がついてきます。(※購入のタイミングにより、特典はつかなかったり変更になります。)
そして、ピッタリおさまる箱に入っています。
特典がついて箱にも入って収納できるので、バラで買うよりはセットで最初からそろえた方が断然おすすめです。
私は最初からセットで購入しました。
発売日の比較
シリーズの発売日と最新巻の発売日を比較しました。
発売日 | 最新巻 | |
角川 | 2015-06-30 | 2018-11-05 |
小学館 | 1998-02-04 | 2018-10-05 |
集英社 | 2016-10-28 | |
学研 | 2012-11-14 | 2014-09-16 |
講談社 | 2020-07-03 |
なるべく最新の情報、最新の研究が載っている本を選びたいと思い発売日を比較しました。
本編の発売日が一番新しいものは、講談社のものです。
こちらは2020年7月に発売されたばかりの新シリーズです。
私が購入した頃にはまだ講談社の情報はありませんでしたが、 最新の歴史シリーズをお考えの方は講談社のものがおすすめです。
次に新しいのが2016年発売の集英社です。
角川がその次に新しく2015年発売です。角川の別巻の近現代史は2018年の発売と集英社より新しく、2016年のできごとまで載っています。
ダイジェスト版を電子書籍で無料で読める!
ここまで数値で比較してきましたが、実際に読んでみないとどれが良いかわからないということも多いと思います。
人によって、好みの絵柄や読みやすさなどがあると思いますので、そういった場合は実際に読んでみるのが一番です。
どのシリーズを買おうか迷っていたら実際の本のダイジェスト版を電子書籍で無料で読むことができるので、試しに読んでみてください。
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 無料ダイジェスト版↓
小学館 学習まんが 日本の歴史 無料ダイジェスト版↓
集英社 学習まんが 日本の歴史 無料お試し版↓
学研まんが NEW日本の歴史 公式ホームページ内にお試し版があります↓
講談社 学習まんが 日本の歴史
比較した結果、私のおすすめは以下の二つのシリーズです!
おすすめ1
講談社 学習まんが 日本の歴史 全20巻セット
講談社の日本の歴史はなんといっても発売されたばかりなので情報が最新!
四六判ソフトカバーで読みやすい!
全20巻あり、総ページ数が一番多い!
ソフトカバーなので値段が手ごろ!
発売されたばかりなので、特典が豪華!
累計発行部数は発売1か月で123万部を突破しています。
今、日本の歴史シリーズをそろえるなら講談社の日本の歴史が一番おすすめです!
セット内容
本編全20巻
特典
- 歴史人物データカード120枚
- 「日本史重要人物」イラスト年表
- オリジナル「三英傑」不織布トートバッグ
おすすめ2
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史
私が購入したシリーズです。
四六判ソフトカバーで読みやすく、一冊あたりの価格が一番安いのにページ数は一番多いので、セットで揃えてもかなりお値打ちです。
子どもたちの反応
長男(高1)の場合
長男は購入してすぐに1巻から順に読み始めました。
3月からの休校期間中の読書代わりにと思い、購入したのですが、長男曰く「高校受験の前に読んでおきたかった」と言っていました。長男にとっては購入が少し遅かったようです。
ですが、まだ大学受験にも役立つので購入して損はないです。
中学時代に習った内容が含まれるので頭には入りやすく、わかりやすかったようです。
1冊読むと「字が多くて疲れる~」と言っていました。
二男(小3)の場合
二男は購入してすぐには読みませんでした。
二男にはまだ早いかなと思っていたので、特に私から読むようにすすめたりもしませんでした。
二男は最初は購入特典の戦国すごろくにくいつきました。
これが家族でやると意外と盛り上がり、すごろくをきっかけに少しずつ興味を持ち始め、さらに長男や私や夫が読んでいるのを見て読みたくなってきたようで、しばらくしたら手に取って読み始めました。
二男の読むスピードは私たちが読むスピードに比べてものすごく早いので、きっと細かいところは読まずにざっくりとしか読んでいないのだと思いますが、それでも良いと思っています。
その後、時代劇のテレビなどを見たりしたので日本の歴史の特に戦国時代に興味を持ち始め、今では織田信長などの戦国武将の歴史まんがを欲しがったり、学校で本を借りてくるようになり知識がかなり増えたように思います。
今まで全く日本の歴史に興味がなかったのに、興味を持つきっかけになったので購入して良かったなと思います。
セット内容
全15巻(本編)
日本のはじまりから現代の2011年のできごとまで掲載されています。時代の大きな流れをつかむことができます。
別巻4冊
歴史まるわかり図鑑1冊:本編のまんが全15巻のエッセンスをまとめたものです。「比べる歴史図鑑」や「なんでも歴史ランキング」など子供が興味を持ちそうな内容の読み物です。
よくわかる近現代史1~3巻:第一次世界大戦から現代(2016年)までを本編よりも大幅に増補してわかりやすく描いたものです。特に世界の国々の動きと日本の関係に重点をおいているので、日本史と世界史がひとつの流れですらすら読めます。
3大特典
・戦国すごろく
・近現代史まるわかりすごろく
・戦国武将のぼり旗デザインしおり定規5枚セット
さいごに
色々比較して、私は「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史」を全巻セットで購入しました。
結果としては、購入して損はなかったです。むしろ、もっと早く購入すれば良かったと思います。
どのシリーズにするかは価格、ボリューム、最新の情報が載っているかどうかなどの情報で、ある程度比較できます。
あとは実際にお試し版を読んでみて読みやすいものを選べばよいと思います。
シリーズ全巻を購入することで、色々な時代に興味を持ってくれますし、テレビドラマなどで時代物をみたりするとまたその時代のことを読み返してみたり。
長男の大学受験、二男の高校受験でもまだまだ活躍してくれそうです。
一度読んだら終わりではなく、何度も読み返すのでやはり思い切って手元に全巻揃えて正解だったなと思いました。
一番おすすめは「講談社学習まんが日本の歴史」です↓
日本の大まかな流れだけでなく、戦国武将に興味をもったらこちらの本がおすすめです。こちらの記事で詳しく紹介しています。↓
中学生におすすめの本はこちらで紹介いています↓