二男(小3)が乳の食物経口負荷試験を1日入院で受けました。
10か月前の前回の負荷試験では牛乳を0.1ml飲んで、のどが痛くなって負荷試験中止となりました。
このままでは乳アレルギーがなかなか改善しないので、別の病院を紹介してもらい、その病院での初めての負荷試験実施です。
別の病院になり、結果的には1.0mlまで増量することができたので記録しておきたいと思います。
二男の前回からの経過と現状
前回は今回とは別の病院で10ヶ月前の小2の夏休みに乳の食物経口負荷試験を行いました。
最初に牛乳を0.1ml飲んだときに喉が痛くなったため、その時点で終了しました。
その病院ではそれ以上増量することはできませんでしたが、別の病院ならもう少し進められるかもしれないということで「あいち小児保健医療総合センター」を紹介していただきました。
負荷試験後は、自宅で本仕込食パンを5g毎日食べるのを続けていました。
※本仕込食パン5gに対する乳の含有率は0.5mlぐらいです。
その後、あいち小児保健医療総合センターを受診し、現状を話したところ、すぐに負荷試験をまた実施しても結果は同じなので、家で本仕込食パンを食べるのを続けてしばらくしてから負荷試験をしましょうと言われ、10か月後に負荷試験をすることになりました。
本仕込食パンを毎日食べましたが、食べると喉が痛くなることが多いので、なかなか増量することができず、10か月後には5gから8.5gになっただけでした。
なかなか増量できないことに、私は焦りを感じていました。
前回の負荷試験の様子はこちらの記事で紹介しています↓
乳の負荷試験実施
乳の負荷試験は前回と同様、牛乳0.1mlを飲むことから始めました。
飲んですぐに、「のどが痛い」となり、
あぁ、やっぱり・・・。
まだ0.1mlでも痛くなるのか・・・。
とちょっと落胆しました。
数分後にはのどの痛みはおさまります。
先生は「これくらいなら大丈夫」ということで、40分後には0.2mlに増量しました。
以下結果です。
09:30 0.1ml のどが痛い
10:10 0.2ml のどが痛い
10:55 0.5ml のどが痛い
11:45 1.0ml のどが痛い
12:30 昼食
13:30 今後の指導など
14:00 退院
喉が痛いとのは数分でおさまるので、あまり気にせずに約40分間隔で増量していきました。
ここが前回の病院とは違うところです。
前回の病院ならばのどが少し痛いというだけで、それ以上の増量はできませんでした。
今回は牛乳を1.0mlまで増量することができ、のどが痛い以外の症状は出ませんでした。
この結果、陰性ではありませんが、家では1.0mlの牛乳を飲んでいくことになりました。
今まではのどが痛くなると増量はできませんでしたが、こちらの病院の場合はのどが痛いだけの症状ならあまり気にしなくてもよいという考えなので、症状がのどが痛いだけならば30日後には増量できます。
今までなかなか牛乳の量を増やすことができなかったので一歩前進です。
嬉しいのと同時に、もっと早くからこちらの病院で負荷試験を受けていれば今頃はもう少し飲むことができたのかなぁ・・・と悔やんだりもしています。
こちらの病院は家から遠いということがあり、いままで躊躇してしまっていました。
家での経口免疫療法
家では今のところ毎日1.0mlの牛乳を飲んでいます。
1.0mlってどれくらいかわかりますか?
↑細いスポイトで吸って6cmぐらいです。スポイトは病院でいただけました。
コップに入れるとこんな感じです↓
コップの底にほんの少しって感じですね。
実際は牛乳に二男の好きなバニラ豆乳を混ぜて飲んでいます。
この量を毎日飲んで、今のところ毎日のどが痛いとは言いますが、それ以上の症状は出ていません。
さいごに
二男は飲むとのどが痛くなるとわかっているのに、毎日頑張って飲んでいるなと思います。
まだまだ乳アレルギーを克服するまでには時間はかかりそうですが、頑張っていきたいと思います。
また経過は随時記録していきたいと思います。
本仕込食パンで家での経口免疫療法の様子はこちらの記事で紹介しています。↓
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