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国語辞典の逆引きクイズのやり方・ことばの選び方紹介!親子で楽しめてついでに学力アップしちゃう超おすすめの遊び!

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二男が小学3年生になり、国語で「国語辞典の使い方」を学習したので、久々に長男(高1)がほとんど使っていなかった国語辞典を引っ張りだしました。

国語辞典に興味を持って眺めていたので、クイズ好きの二男に「国語辞典の逆引きクイズ」をやろうと持ち掛けたところ、喜んでくいつきました!

国語辞典の逆引きクイズは、国語辞典の説明文を読んで何のことばを説明しているのかを当てるゲームです。

必要なものは国語辞典のみ!お金をかけずに、語彙力もアップします。小学生はもちろん家族みんなで楽しめるとっても良い遊びだったので遊び方を紹介したいと思います。

 ぜひ家族でクイズを出し合ってみてください!

 国語辞典 逆引きクイズのやり方

必要なもの

必要なものは国語辞典のみ!

うちにあったのはレインボー小学国語辞典です。

大人用よりは小学生用の辞書を使った方が、説明がこどもにわかりやすく、ふりがなもついているので読みやすいです。

やり方

やり方は説明文を読んで何のことを説明しているのかを当ててもらいます。

 

とっても簡単でシンプル!でもこれがすごくおもしろい!

国語辞典に載っていることばの分だけクイズが作れます!

 

国語辞典の逆引きクイズのやり方は説明文を読むだけですが、国語辞典を眺めているとことばが多すぎて、どれを問題にしようと悩んでしまうかもしれません。

具体的にどんなことばを選ぶと問題を作りやすいかを紹介していきます。

 

まずは名詞を選んでクイズ

最初は国語辞典に載っている名詞を選ぶと答えやすいかと思います。

例題

まず説明文を読みます。

説明文:「前もってやくそくした方法で知らせ合うこと。またその信号」

ヒント1・・・例文が掲載されていれば例文を読んであげる。

例文「目で○○○する」

ヒント2・・・(ひらがなで)3文字

ヒント3・・・最初の文字は「あ」

などヒントを出していきます。

 

正解は「合図(あいず)」です。

 

同じ読みで違うことばを選んでクイズ

読み方は同じでも漢字が違うと意味が異なることばを探して問題にするとおもしろいです。

例えば

「ほうき」ということばは小学国語辞典には4つ掲載されていました。

①ほうき:ちりやごみをはく道具

②伯耆:むかしの国の名。今の鳥取県の西部にあたる。

③法規:法律やおおやけのきそく。

④放棄:すてて、かえりみないこと

これを難しい説明文から順に出していって当ててもらうと楽しいです。

 

都道府県を選んでクイズ

小学国語辞典には都道府県名が掲載されているので、都道府県の説明文を読みます。

例えば

説明文:「中部地方にある、太平洋に面した県。県庁所在地は名古屋市。」

正解:愛知県

県の特徴や県庁所在地などが覚えられます!

 

有名人を選んで歴史クイズ

小学国語辞典には歴史上の人物などの著名人が掲載されています。

こどもの興味のありそうな人物を選んで説明文を読むと喜びます。

二男は今、戦国武将や幕末の偉人に興味があるので、こんな説明文を読んでみます。

例題

説明文:「1542年~1616年戦国時代の武将・江戸幕府の第一代将軍。関ヶ原の戦いで豊臣方をやぶり、江戸に幕府を開いた。武士がまもるべき規則をさだめた武家諸法度をつくるなど封建制の土台をかためた」

 

答えは「徳川家康」です。

 

国語辞典で歴史クイズまでできてしまいます!

 

ことわざ・慣用句・四字熟語を選んでクイズ

ことわざ・慣用句・四字熟語を選んで説明文を読みます。

辞書の説明にはことわざ・慣用句・四字熟語のことばであることが書いてあるので、目安となります。

例題

説明文:いくら注意されてもそれを聞き入れようとしないようす。また、いくらいってもききめのないことのたとえ。

 

答え:馬の耳に念仏

 

低学年ではまだ、ことわざ・慣用句・四字熟語は当てるのは難しいかもしれませんが、興味を持つきっかけになるかもしれません。

簡単なものから徐々に出していくと良いと思います、親もあらためてこんな意味だったのかと勉強になったりします。

開いたページの最初のことばを選んでクイズ

国語辞典をながめていると、このことばは難しいすぎるかなとか簡単すぎるかなと迷ってしまってなかなか問題を出せなくなるので、そんな時はパッと適当に辞書を開いて最初のことばやさいごのことばを問題にします。

難しすぎたり簡単すぎたりもありますが、新しいことばを覚える良い機会なので気にせずどんどん問題を出していけば良いと思います。

 

子どもにも辞書を渡して問題を出してもらう!

親が問題を出すだけでなく、こどもにも辞書を渡して問題をだしてもらうと良いと思います。

音読の練習にもなりますし、子どもは一生懸命いろんなこどばを探してどの問題にしようか悩み脳を使ってくれます!

問題の出し方を考えたり、ヒントを考えたり、そして子供自身の語彙力も増えます!

 

さいごに

ここで紹介したことばの選び方以外にも工夫次第でまだまだ無限にクイズが作れると思います。

国語辞典1冊あれば、国語の勉強だけにはとどまらずいろんな知識が増えること間違いなし!

クイズ形式にすることでこどもの脳も親の脳もフル回転!

二男(小3)と私の二人ではじめたクイズですが、隣でスマホを眺めていた夫やリビングで学校の宿題をやっていた高1の長男もスマホや宿題そっちのけで、ついつい答えたくなってしまうようなおもしろさです。

二男は「もっと他にもクイズ出して!出して!」となりました!

お金がかからずに家族みんなで楽しく遊ぶことができるので、ぜひ試してみてください。