日本三景のひとつで京都府にある天橋立。
ゴールデンウィークに車で天橋立まで直接行くと、宮津天橋立ICを降りてから大渋滞に巻き込まれると予想されます。
なので、私たち家族は渋滞を回避するために西舞鶴駅に向かい、西舞鶴駅から丹後鉄道(通称丹鉄)に乗って天橋立駅まで行きました。
丹鉄は水面に近い橋を走る様子が「千と千尋の神隠し」のワンシーンのようだと話題になりました。
西舞鶴駅は始発駅なので比較的座りやすいです。
丹鉄を利用しての天橋立への行き方、天橋立や周辺の観光、行程、タイムスケジュールを詳しく紹介します。
※愛知県在住のため名古屋方面からのアクセス方法です。
※小学生の子供と一緒にコロナ規制明けのGWの2023年5月3日のよく晴れた日に行きました。
- 6:00 愛知県内自宅出発
- 6:20頃 名古屋IC通過
- 8:00 三方五湖PA
- 9:15 西舞鶴駅到着
- 9:44 丹鉄乗車
- 10:28 天橋立駅着
- 10:50 昼食 龍宮そば ちとせ
- 11:20 天野橋立ビューランド
- 天橋立周辺散策
- 15:00 天橋立駅
- 16:01 西舞鶴駅着
- さいごに
6:00 愛知県内自宅出発
6:20頃 名古屋IC通過
8:00 三方五湖PA
サービスエリア、パーキングエリアともにどこも混雑していて、この三方五湖PAは駐車場が少ないので駐車場に停めるまでに並びました。駐車台数が少ないのでPA内のトイレは空いていました。トイレはとてもきれいです。
コンビニがあります。
9:15 西舞鶴駅到着
高速道路を西舞鶴ICで降りて、西舞鶴駅に到着しました。
市営の駐車場はまだ空きの余裕がありました。一日500円です。
駅の窓口で西舞鶴駅➡天野橋立駅の往復乗車券を購入しました。
大人往復1300円 小人往復660円です。
子供連れで土日祝の利用ならば「家族おでかけ切符」がお得です。
1850円で大人1名こども1名までが丹鉄全線一日乗り放題になります。WEBで購入しておくと1650円とさらに割引されます。
切符は記念に持ち帰ることができます。
9:44 丹鉄乗車
西舞鶴9:44発 天橋立10:28着 の電車に乗車しました。
丹鉄は一両編成のかわいらしい電車です。
車両のタイプや色は様々で、私たちが行きに乗車した列車は黄色でした。
西舞鶴駅は始発なので座れる確率が高いです。
途中、丹後神崎駅と丹後由良駅の間にある由良川の河口にかかる由良川橋梁を通ります。
由良川橋梁は全長550mの赤い橋で水面から近く、列車に乗っているとまるで水の上を走っているようでとてもキレイです。
「千と千尋の神隠し」の鉄道のワンシーンに似ていると話題の景色です。
天橋立行きは一時間に一本ほどしかありません。時刻表を事前に確認しておきましょう。
時刻表(行き)西舞鶴➡天橋立
時刻表(帰り)天橋立➡西舞鶴
最新の時刻表はこちらの丹鉄サイトの宮舞線・宮豊線(上り・下り)で確認してください↓
10:28 天橋立駅着
西舞鶴駅から約40分ほどで目的地の天橋立駅到着です。
10:28に到着しましたが、その後に特急列車が10:40に到着だったので、電車好きの夫は特急の電車が来るまでホームで待って写真をとりました。
10:50 昼食 龍宮そば ちとせ
天橋立駅から徒歩すぐのところの知恩寺の山門前に「茶屋通り」があります。茶屋、飲食店、おみやげ屋さんが並んでいます。
私たちは茶屋通りにある「龍宮そば ちとせ」で早めの昼食をいただきました。11時から営業の飲食店もありますが、このお店は11時前から入店できました。
11:20 天野橋立ビューランド
チケット購入
天野橋立が眺めることのできる「天野橋立ビューランド」へはリフト・モノレールで登ります。
まずは入園料およびリフト・モノレールの乗車券を購入します。
大人850円、小人450円(小学生未満は大人一人につき一人無料)
リフトは一人乗りで小学生以上から一人で乗ることができます。
乳幼児やペットは膝に抱いて乗ることができます。
チケットを購入するのに30分ほど並びました。
さらにリフトに乗車するのに30分ほどかかって、合計1時間ほど待ちました。
12:20 リフト乗車
リフトは振り向くと天橋立が見えてとても景色がよく気持ちが良いです。約6分ほどで山頂の天橋立ビューランドに到着です。
天橋立ビューランド
天橋立ビューランドはリフトかモノレールでしか登れないので、思ったより混雑はしていませんでした。
天野橋立ビューランドには有名な「股のぞき台」が何か所かあります。
その他に、飛龍観回廊、遊園地、展望レストラン、カフェ、かわらけ投げなど楽しむことができます。
公式サイト➡日本三景 天橋立ビューランド
股のぞき台↓
天龍観回廊↓
13:20リフトで下山
約1時間ほど天橋立ビューランドを楽しんでリフトで下山しました。リフトの待ち時間は約15分程度でした。
帰りのリフトはずっと天橋立を見ながら降りることができます。
天橋立周辺散策
天橋立周辺は見どころがたくさんあります。
知恩寺山門
天橋立の近くに知恩寺があります。山門前には茶屋、お土産屋など並んでいます。
私たちは「文殊荘勘七茶屋」で重太郎餅(きなこもち)を頂きました。
本当は「知恵の餅」が有名なのですが、乳成分が入っており、乳アレルギーのある息子は食べられませんでした。
廻船橋
天橋立の対岸にいくための遊歩道の入り口にある廻船橋(かいせんきょう)。
廻船橋は船が通る度に橋が90度回転します。約30分に1回、10分程度橋が渡れなくなります。珍しい橋なので絶好の撮影スポットです。
天橋立遊歩道(松並木)
天橋立は遊歩道を実際に歩くことができます。
全長3.6km、片道徒歩で約50分・自転車で約20分。車両は通れません。
海水浴ができる砂浜が広がっています↓
15:00 天橋立駅
15:22発の西舞鶴行きの丹鉄に乗車しました。
帰りの丹鉄は水色でした。
帰りは始発駅ではないので、車内は混雑していました。
16:01 西舞鶴駅着
西舞鶴駅に到着し、16:20に西舞鶴駅を車で出発し帰路につきました。
帰りは途中、事故渋滞が発生していたので事故渋滞の手前のサービスエリアで18:00ごろに夕食を済ませました。
夕食の間に少し渋滞は解消し、20:30に自宅に到着しました。
さいごに
丹鉄に乗って天橋立に行く方法は渋滞回避ができ、電車できれいな景色が見られてとてもおすすめの行き方です。