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中学校の合唱コンクールのピアノ伴奏者の選ばれ方、オーディション、練習

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今回は長男(中3)が初めてピアノの伴奏者に選ばれたのでどのようにして選ばれてどうやって練習していくかを紹介したいと思います。

長男のピアノ歴

長男は年中の頃からヤマハ音楽教室に通い、小学5年生の時に個人のピアノ教室に切り替え、中学3年生の9月まで習っていました。

レベルは中級程度です。

長男は引っ込み思案なので、今まで伴奏者になりたいと立候補したことはありませんし、音楽の先生は長男がピアノを弾けることすら知りませんでした。

アピール力の足りない長男は中学校の音楽の成績は残念なことにいつも「普通」です。ピアノを習っているのにもったいないなぁと思っていました。

ピアノの先生も伴奏に立候補すればいいのにもったいないといつもおっしゃってました。

合唱コンクールの伴奏の選ばれ方

まずは曲選びとパート分け

長男の中学校の合唱コンクールは10月下旬にあります。

曲は6月上旬ころに音楽の先生がある程度候補を出した中から、クラスの投票で好きな曲を1曲選びます。

長男のクラスは「蒼鷺(あおさぎ)」という曲になりました。

そして、合唱と伴奏のついた楽譜を受け取ります。

一応ソプラノ・アルト・テナー・バスなどのパートも決められました。

楽譜を受けとって、長男は伴奏をやろうかどうか迷っていたのですが、とりあえず自分に弾けるかどうか練習することにしました。

練習をしてみて、これなら弾けると思い徐々に伴奏をしたいという気持ちが固まっていったようです。

伴奏者と指揮者の立候補受付とオーディション

長男は伴奏をやる気で練習をしはじめましたが、伴奏者に決まらなかったら全く無駄な時間なのかなと心配しました。

いつ、伴奏者が決まるのだろう、どうやって決めるのだろう。

伴奏者と指揮者の立候補は7月に入ってからありました。

長男のクラスで伴奏者の立候補者は3人(長男以外は女の子)。

立候補を募ってから1週間後に立候補者3人と音楽の先生とでオーディションをします。

曲はクラスの合唱曲「蒼鷺(あおさぎ)」を練習していきます。

楽譜をもらってすぐにある程度練習しておいてよかったです。

一週間後のオーディションで合唱曲の伴奏を聞かせてもらって決めると突然言われても、1週間で何とかできる実力は長男にはありません。

指定された日の放課後に立候補者3人と音楽の先生とでオーディションが開催され、一人ずつ伴奏を披露したそうです。

1曲まるまるというわけではなく、前半の部分を弾いただけだったそうです。

そして、3人の中から長男が選ばれました。

音楽の先生が言うには長男の鍵盤のタッチが曲に合っているということで選ばれました。

ピアノの出来はみんな似たようなものだったようです。

ちなみに、長男のクラスは指揮者の立候補者はいませんでした。

なので、音楽の先生がめぼしい生徒にお願いして決まりました。指揮者は女の子です。

長男のクラスでは伴奏に立候補者が何人かいましたが、立候補がいない場合は伴奏者も音楽の先生の推薦で決まります。

伴奏に漏れてしまった子はサブの伴奏者になります。

あとは学年合唱や3年生の場合は全校合唱の伴奏者になるチャンスがあります。

長男のクラスの子は全校合唱の伴奏者になりました。

 

伴奏者が決まれば早速練習開始 

もうすぐ夏休みという時期でしたが、伴奏者と指揮者が決まったら長男の伴奏での練習がすぐに始まりました。

合唱コンクールは10月なので、伴奏は夏休みに練習して弾けるようにすればいいのかなとのんびり構えていたのですが、決まったらすぐに練習スタートだったので、伴奏に決まってからの練習では間に合わないところでした。

長男は伴奏者に選ばれたからいいようなものの伴奏者に選ばれるかどうかもわからないのに練習しておくって難しいですね。

でも、これが音楽の内申点の「意欲・関心」につながるのかな・・・つながるといいなと秘かに思います。

とにかく練習が無駄にならなくてよかったです。

 本当は夏休み前にピアノ教室は辞めて受験勉強に専念しようと思っていたのですが、伴奏者に決まったのでピアノ教室は9月まで続けて、伴奏の練習を主にしました。

 

夏休みに指揮者と伴奏者は個別練習

夏休みを利用して、指揮者と伴奏者は学校で音楽の先生と個別に練習する時間が設けられていました。

ですが、先生の急な出張などでキャンセルがあり長男の場合は結局夏休みは練習することができませんでした。

かわりに2学期になって放課後に練習してきていました。

やはり指揮者・伴奏者に選ばれると他の生徒よりは大変です。

 

合唱コンクールが近づいてくると

合唱コンクールの日にちが近くなってくると、朝練や居残り練習をしました。

クラスに1台電子ピアノが配られたようなのですが、普通のピアノよりも鍵盤の数が少なくとても弾きにくいと苦労していました。

音楽の授業は週に1度しかないので、指揮と歌と合わせて練習できる時間は十分とは言えませんが、何とか朝練やホームルームなどで練習しました。

そして学年練習やリハーサルなどで皆の前で弾きます。

 

そして迎えた本番

本番では学生服を着て演奏します。

なので、家で事前に学生服を着て練習したのですが、その時に問題がありました。

学生服の袖についているボタンが鍵盤にカチカチと当たってしまい気になるというのです。

本番では袖をまくっておくように言っておいたのですが、袖の裾を折り曲げるのはダメだと先生に言われたらしく、サイズの小さい学生服の子と交換して出ていました。

伴奏を暗譜していましたが、突然頭が真っ白になったりしないように楽譜は最初のページを開いておいて演奏しました。

長男は伴奏を大きなミスをすることなく無事に弾き終えました。

合唱の結果としてはよくはなかったのですが、本人は無事にやり終えて満足し、肩の荷がやっとおりたようでした。

合唱コンクールが終わったあと、音楽の時間に長男は伴奏のテストがありました。他の子は歌のテストです。

 

さいごに

合唱の伴奏をする機会などなかなかないので、今回長男は勇気を出して立候補して貴重な経験ができました。

ピアノを習っていたら一度は経験してみたい晴れの舞台ですね。

これで音楽の成績もアップするということないんですけどね。

本番は見ている私もとても緊張しましたが、とても良い時間が過ごせました。

 

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