二男(小1)は小学1年生の4月からピアノを習いはじめました。
もうすぐ習いはじめて1年になるので、1年間で使用した楽譜と進み具合やレッスンの内容、練習の様子などを記録しておきたいと思います。
ピアノの弾けるママがとりあえず子供に自宅で教えるときの楽譜や進め方の参考にもなるかと思います。
ピアノの習い事は個人レッスンで週に1回30分です。
1年間で使用した楽譜
ともだちピアノ A-2
レッスン期間:小学1年生4月~5月まで(約2か月)
習い始めて最初の楽譜がこの「ともだちピアノA-2」です。
片手ずつで交互で右手と左手を使います。
この楽譜ではまだ両手同時に弾くことはありません。
進め方や練習の様子
この楽譜を始めたころの二男はドレミファソラシドの音はなんとなく理解していましたが、楽譜はほとんど読めない状態でした。
この本の楽譜を1週間で2~3曲ずつ、1曲につき合計10回は弾いてきてねという感じで進めていました。
二男は毎日1曲につき2回ずつぐらい弾いて、一週間で合計10回以上は練習しました。
先生に言われたことを律儀に守りますが、言われた以上のことはしないタイプなので合計10回弾いたらそれ以上はあまり練習しませんでした。
私も無理強いさせずに毎日少しずつ練習できれば良いかなという心構えでいきました。
1日の練習時間は10分ぐらいです。
片手ずつなので難しいということはなく、順調に練習していました。
1週間の練習で合格するので、次の週には新しい曲にうつります。
ピアノの森1(バイエル初級程度)
レッスン期間:小学1年生6月~7月まで(約2か月)
「ぶんぶんぶん」「ロンドン橋」「キラキラ星」「川はよんでいる」など全39曲収録されています。
「ともだちピアノA-2」が終わったので、次はこの「ピアノの森1」になりました。
この本はピアノ曲集です。有名な曲がたくさん入っています。
この本から両手同時に弾く練習が始まりました。
※曲の1~12番、21番、25番、26番、38番、39番は飛ばしました。
最初の方の曲は簡単なので先生が飛ばしました。最後の方は先生との連弾なので飛ばしています。
進め方や練習の様子
1週間で3曲ずつぐらい両手で弾いてきてねという感じでした。
この本から1週間で10回は弾いてきてねという縛りがなくなりました。
二男は練習の初日~2日ぐらいは片手ずつ2回ぐらい弾いて、その後両手で2回ぐらい弾きました。
3日目ぐらいから両手だけで2回ぐらい弾いて1週間で両手がスラスラと弾けるようになっていました。
1週間の練習で合格するので、次の週には新しい曲にうつります。
この頃から1日に2回通して弾くだけではなくて、できればもう少し練習して欲しかったのですが、「もう一回弾いてみようか・・・」と言うと嫌な顔をするのであまりしつこく言わないようにしました。
あとは少しずつ難しくなってきたので間違えたりもしますが、間違いを指摘すると弾かなくなってしまい、練習がものすごく中断してしまうので、途中で指摘するのもやめました。
ピアノが嫌にならないように、好きなように弾かせて楽しく弾くことを心掛けました。
練習としては一曲につき一日に2回弾くだけですが、暇な時には自由に練習していました。
こどものバイエル 下巻
レッスン期間:小学1年生7月~
「こどものバイエルの下巻」を「ピアノの森1」が終わるころから併用して使うようになりました。上巻はやっていません。
バイエルは現在もまだ継続中です。現在は82番を練習中です。
進め方や練習の様子
使い始めの頃(小1の8月ごろ)は バイエルを1週間で2曲ぐらい、ピアノの森2を2曲ぐらいの合わせて4曲ほど練習していくようになりました。
現在(小1の1月ぐらいから)はピアノの森3と併用で1曲が長くなってきたので、バイエル1曲、ピアノの森3から1曲で合計2曲ぐらいを練習しています。
最近のピアノレッスンではバイエルを使わないという話をよく聞きますが、二男の場合は確実に基礎が身についていっていると思います。
バイエルは単調な曲も多いのですが、二男は嫌がらずピアノの森と同じように練習しています。
練習時間としては一日20分から長くても30分ぐらいです。
学校から帰ってきておやつを食べてすぐにピアノの練習をしています。
ピアノの練習が終わったらすぐに公園に遊びに行きます。
公園で遊んで帰ってきてからは宿題、進研ゼミ、夕食、お風呂、ゲームをやってもさらに時間がある時には自由にピアノを弾くこともあります。
今のところ、1週間で指定された曲は両手を仕上げていくので次の週には新しい曲を練習しています。
難しくなってきたので練習の最初の頃はよく間違えますが、私は指摘したい気持ちをグッとおさえて「初めて弾いたのに上手~」とか「昨日より上手になったね」など褒めることを心掛けています。
もっと弾いてほしい時には「上手だからもう一回聴かせて」とおだてて弾かせています。
ピアノの森2(バイエル中級程度)
レッスン期間:小学1年生8月~1月まで(約6か月)
「ロングロングアゴー」「きよしこの夜」「チクタク時計」「スケーターズワルツ」「ギャロップ」など全29曲収録されています。
曲の3番、4番、20番、28番、29番は飛ばしました。
指かぶせ、指くぐりのある曲が出てきます。
シャープ、フラットのある曲が出てきます。
進め方や練習の様子
1曲が少し長くなってくるので、1週間で1曲ぐらいのペースで進めました。
1週間で1曲を両手まで仕上げて、1週間後には次の曲になります。
曲が長くなってきて、徐々に難しくなってきましたが1週間で1曲仕上げてしまうというペースは変わりません。
頑張っていると思います。
練習の仕方は特に変えていなくて、初日から2日目ぐらいまでは片手ずつ2回~3回、両手ができそうなら両手でも2回ぐら練習。
3日目ぐらいから両手で練習し始めて1週間で仕上げます。
練習時間は長くありません(一日20分ぐらい)が、毎日きちんと練習します。
ピアノの森3(バイエル上級程度)
レッスン期間:小学1年生1月~
「メヌエット(ト長調)」「トルコ行進曲(ベートーベン)」「紡ぎ歌」「エリーゼのために」など全16曲が収録されています。
現在練習中なのがこの「ピアノの森3」と 「バイエル下巻」です。
4番の「メヌエット」はバイエル下巻で練習済なのでとばしました。5番も飛ばしました。
現在6番の「トルコ行進曲(ベートーベン)」を練習しています。
進め方や練習の様子
ピアノの森2よりは曲が長いものが多く難しくなってきました。
長い曲はいよいよ1週間で仕上げるのは困難になってきましたが、2番「縁日」と3番「ペンギンの親子」は1週間で仕上げました。
一日の練習の量は相変わらず同じで初日~2日ぐらいは片手で2回づつぐらい。
両手でも弾きたがるので両手でも2回ほど弾きます。
難しくなってきたのでつまずくことも多いのですが、間違えても弾きなおしさせたりはほぼしていません。
間違えたところの部分練習もほぼ行っていません。
ピアノを効率よく早く上手になるようにと考えると部分練習をした方が良いと思いますが、二男の目的はあくまでも楽しくピアノを弾くことなので二男が嫌がることはしないようにしています。
おんがくノート(5線ノート)4だん(小学1年生4月~)
音楽ノートを使って音符を読んだり書いたりする練習や、音楽記号の名前を覚えたりなどしています。
毎回先生が手書きで問題を書いてくれて、宿題でやっていくという形になっています。
発表会の曲
「となりのトトロ」
発表会は習い始めて8か月後の12月にありました。
先生は二男が発表会に出ると思って発表会の曲を用意してくれていたのですが、二男はどうしても出たくないというので今回は出ませんでした。
二男は人前で発表するのが嫌いなので無理やり出すとピアノが嫌になるかもしれないのと、当日発表会に行きたくないとなっては長男(中2)が発表会に出場するのに困った事態になりかねないので無理強いはしませんでした。
他の1年生の子はみんな出ていました。
発表会には出ないけれども、曲だけは弾いてみようということで「となりのトトロ」の練習だけはしました。
練習で私が心掛けていること
家での練習ではとにかく褒めています。
多少間違えても何も言わない、上手くできたときだけ褒めるわけではなく、間違えたとしても褒めました。
「初めて弾いたのによく弾けてるね」とか「昨日より上手になったね」とか。
音の間違いやリズムの間違いを指摘して弾いている途中で曲を止めてしまうと、すごく怒ってやる気をなくすので、どうしても指摘したい場合は弾き終わってから言うようにしています。
とりあえず今は早く上手になることよりも楽しく弾くことを優先しています。
練習は学校から帰ってきて、おやつを食べたあとすぐに行います。
1日の練習量は1曲につき2~3回しか弾きません。
本人がそれ以上弾きたい場合は弾いても構いませんが、上手く弾けていないからといって練習量を増やしたりはせず、弾けてなくてもその日の練習を切り上げます。
時間にすると1日15分~20分程度なので、一日の練習量は多くありません。
練習中はなるべく横についているようにしています。
その後、公園に遊びに行ったり、宿題をやったり、ゲームなど好きなことをして、それでも時間がある時にはまたピアノを弾いたりしています。
練習時間は少ないですが、今のところ練習は毎日しているので1週間後には両手で上手に弾けるようになっています。
練習時間以外では暇な時に自由に弾いています。自由に弾いている時には特に口出しはしません。
弾ける曲が多くなってきたので、時間がある時には以前に習った曲などを30分~1時間ぐらい弾くこともあります。
今のところピアノを楽しんで弾いているし、ピアノを弾くことが好きだと本人は言っています。
さいごに
二男はこの1年でものすごく上達したように感じます。
習い始めたころは楽譜もほとんど読めなかったのに、1年間でベートーベンのトルコ行進曲まで弾けるようになるとは。
楽譜の種類や曲の進ませ方は先生によって差があると思うので、楽譜1冊を終わらせるスピードはあまり比較できないかもしれません。
ピアノの先生が言うには二男はとても早く進んでいるとのことです。
ピアノを続けていくうえで一番大変なところは毎日練習をするというところだと思います。
習い始めは一人で練習は難しいと思うので親のフォローが必要になってきます。
だからといって、あまり口出しすると嫌になってしまうこともあります。
そこは、ピアノを重荷に感じないよう楽しく毎日弾けるような工夫が必要ですね。
私はこれからもあまり叱咤せずに、二男が楽しく練習できるように心がけたいと思います。
<続き>二男が小学2年生の時に練習した楽譜はこちらの記事で紹介しています。
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