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電子ピアノの寿命・処分方法・買い替えの流れ・手順

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電子ピアノを買い替えました。

電子ピアノの買い替えはそうそうあるものではないので、電子ピアノを長年使用していて、故障した場合「修理?買い替え?処分は?」と悩む方も多いと思います。 

ピアノの寿命や処分方法、わが家のピアノの買い替えの流れを紹介したいと思います。

 

電子ピアノの寿命がやってきた

一般的に電子ピアノが壊れた場合に修理できる部品の保管期間は8年です。

8年たったら修理不可能かというとそういうわけではありません。

修理箇所によっては修理してもらうことはできます。

電子ピアノはあくまで電化製品ですので、一般的な寿命は10~20年ぐらいと言われています。

わが家の電子ピアノはローランドKR-277というモデルで、約20年間使用しました。

20年間の間に2回修理してもらっています。

まず10年目ぐらいで電源が入らなくなり、修理してもらいました。

次に14年目ぐらいで音が一部鳴らなくなり、修理してもらいました。

修理費用は一回あたり2万円前後です。

故障した箇所にもよりますが、出張費がかかるので最低でも2万円ぐらいはかかると思った方が良いと思います。

その後も、電源の入りが悪くなることはたまに起こっていたので、そろそろ買い替えかと思っていたのですが、電源は何とかもちなおしていました。

半年ぐらい前からペダルを踏んでいなくても音が響くようになりました。

最初のうちは、ペダルの状態はすぐに戻ってその後は普通に弾けていたのですが、最近は一度ペダルを踏むとなかなか響きが元に戻らなくなり、ペダルをガタガタと何度も触ると元に戻ります。

ペダルを使う機会が多くなってきたので、いよいよ気になりだしました。

次に壊れたら修理するより買い替えようと思い始めてから3年以上はもっていたので、いよいよ寿命だろうと思い買い替えを決断しました。

このタイミングを逃してしまって、電子ピアノの故障でよくある「電源が入らない」「音が出ない」という故障になってしまうと、かなり急いで買い替えまたは修理をしなくてはいけません。

ペダルの故障なら、ペダルさえ使わなければ普通に使うことができるので、余裕を持って次のピアノを選ぶことができたので良かったです。

電子ピアノが寿命かどうかを判断するのは難しいところだと思います。

電化製品と同じで古くなればなるほど壊れやすくなるのは確かです。

修理より買い替えた方がメリットが大きいと思えば買い替えのタイミングかもしれません。

わが家の場合は

「購入して20年以上たっていた」

「3回目の故障」

「二男(小3)がまだ最低でも5年以上は使用する」

ということが決め手となって電子ピアノの買い替えに踏み切りました。

 

電子ピアノの処分方法

新しく電子ピアノを購入するお店に引き取ってもらう

ピアノの買い替えの場合は新しく電子ピアノを購入する店舗で無料または有料で古いピアノを引き取ってもらえる場合があります。

うちの場合はこの方法を利用しました。

私が新しく電子ピアノを購入したお店の「島村楽器」では、無料で引き取りサービスをしていました。

故障していても引き取ってもらえます。

ただし、メーカー・型番によっては有料になったり、引き取ってもらえない場合があります。

店舗に行く前に必ず引き取ってもらいたい電子ピアノのメーカー・型番を控えておきましょう。

 

粗大ごみとして処分

電子ピアノは自治体で粗大ごみとして引き取ってもらえる場合があります。(※自治体によっては引き取ってくれない場合もあります。)

私が住んでいる自治体では電子ピアノを粗大ごみとして510円で引き取ってくれます。

ただし、ごみ収集場までは自力で運ばなければなりません。

電子ピアノは軽いもので十数Kgから重いもので100㎏超えるものもあります。

運べるものであれば、手軽に処分できる方法です。

アコースティックピアノ(アップライトピアノ・グランドピアノ)はほとんどの自治体で回収を行っていません。

 

ピアノ買取・回収業者で処分

電子ピアノが新しく壊れていないのであれば、ピアノ買取業者に売ることができます。

目安としては、発売されてから8年未満の電子ピアノです。

それ以上年月が経ったものは壊れていなくてもほとんど値がつかないと考えた方がよいでしょう。

電子ピアノが古い場合、壊れている場合は回収業者に頼みます。

回収費用は5000円ぐらいからです。

買取と処分どちらも受けてくれる業者もあります。

 

フリマサイトやオークションサイトで売る

フリマサイトやオークションサイトでも楽器の取り扱いはありますので、売ることはできます。

ただ、ピアノの配送料金は配送の距離や住んでいる階数などにより異なることが多いので、事前に送料を確定することは難しいです。

そして、トラックの振動などによる内部電子機器の故障は補償がつかないこともあります。

送料だけでも相当な値段になるということがわからずに、出品したり購入したりする方も多く、トラブルの原因になりかねません。

私はあまりおすすめしない方法です。

 

電子ピアノ買い替えの流れ

  1. 新しく購入する電子ピアノを決定する
  2. 古いピアノの引き取り日、新しいピアノの配送・設置希望日を決める
  3. 古い電子ピアノを引き取ってもらう
  4. 新しいピアノを配送設置してもらう

電子ピアノの買い替えの流れは大体こんな感じです。

もう少し詳しく、うちの場合を紹介していきます。

 

1.新しく購入する電子ピアノを決定する

ネットやカタログで大体の目星をつけておく

電子ピアノは価格に幅がかなりあります。

大体の予算を決めて、ネットやカタログなどで機能などをリサーチしておきます。

店舗に足を運ぶ

ある程度ネットやカタログで目星をつけたら、楽器屋さんに足を運ぶのがベストです。

やはり鍵盤の弾き心地、音の好みなどは実際に現物を弾いてみないとわかりません。

実店舗の方がその場で質問できますし、古いピアノの引き取り、配送・設置についてなどその場で解決できます。

店舗で購入した場合、引き取りや配送など無料のところが多いので、結局はネットよりもお値打ちに購入できるということも少なくありません。

最終的にはネットで購入するにしても、一度は足を運んで現物を確かめた方が良いと思います。

 実店舗で試し弾きした結果は

私が行ったのは「島村楽器」。

電子ピアノをどれにするかは、予算である程度候補は絞ってありました。

そして、実際に一番使う二男(小3)に弾いてもらい、「ローランドHP704ライトオーク調仕上げ」に決めました。

決め手は色々ありますが、主に鍵盤の感触と音とピアノの色で決めました。

 

 

 

2.古いピアノの引き取り日、新しいピアノの配送・設置希望日を決める

ピアノの引き取り業者と配送・設置業者は別の業者です。

ピアノの引き取りと配送・設置を同じ日にすることも可能ですが、どちらが先に来るかは指定できませんでした。

先に設置業者が来てしまった場合は、古い電子ピアノをいったんどこかに置いておく必要があります。

なので、引き取りは新しい電子ピアノが配送される日の前日にお願いしました。

先に引き取ってもらった方が床の掃除をゆっくりしておけると思ったからです。

 日にちの連絡は楽器店が業者に伝えてくれました。

その後引き取り業者、配送・設置業者、楽器店それぞれから日にちの確認の電話がありました。

※コロナの影響で入荷が遅れているため、希望日がかなり先の日にちになることがあります。

私の場合は電子ピアノを購入したのは2020年8月でしたが電子ピアノの入荷が遅れており、配送日は購入日の1か月半以上先しか指定できませんでした。

現在もその状況は改善されていない様子なので、買い替えの場合、期間に余裕を持った方が良いです。

わが家の場合はさいわい、壊れたところがペダルだったので、1か月以上故障した状態でもあまり影響がなかったので、入荷まで待つことができました。

 

3.古い電子ピアノの引き取り

電子ピアノの引き取り業者から前日に何時~何時の間に引き取りに来るかの連絡がありました。

前日の時点では引き取りの時間に2時間ほど幅がありました。

そして、当日には到着の10分前くらいにもう一度電話がありました。

引き取りは二人でスムーズに運びだしてくれました。

引き取るだけなので、時間は5分もかからないぐらいです。

前日にひきとってもらったので、掃除が十分にできました。

 

4.新しい電子ピアノの配送・設置

配送・設置の日の前日に配送業者から連絡がありました。

引き取りと同じように2時間ぐらい幅がある時間で配送時間を知らせてもらい、当日には到着の前にもう一度電話をしていただきました。

電子ピアノの設置は2人です。

電子ピアノは組み立てる必要があるので、二人で15分ほどかけて組み立ててもらいました。  

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これで買い替え終了です。新しい電子ピアノで気持ちも新たに練習に気合が入ります。

新しくなり、サイズが少しコンパクト、そして高機能になり弾き心地も音もよくなったので満足しています。

 

さいごに

電子ピアノには寿命があるということには、壊れてからでないとなかなか気づかないと思います。

わが家の場合はそろそろ故障するのではないかと覚悟していたのと、壊れた箇所がペダルだったので割と余裕を持って買い替えることができました。

電子ピアノの買い替えはそうそうあるものではないので、参考になれば幸いです。

 

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