今回は長男(中2)が塾へ申し込むまでのお話です。※会話文は青字が長男のことばです。
長男が塾に行くと言い出した!
中学2年生の長男は今まで塾へは一度も行ったことがありません。
定期テスト前は勉強するので、塾へ行っていなくても割と上位の成績です。
でも、いつもテストが終わると何もしなくなり、テストが終わってここ一週間何も勉強しないという日が続いていました。
長男にテストが終わったからってダラダラしてないでそろそろ勉強したら?と言っても、
まだ授業何も進んでないし・・・何を勉強すればいいの?
というような返事。
長男は先取り学習というのは今までほとんどしていなくて授業がある程度進んでから、復習という感じでスタディサプリを見たりして勉強していました。
普段の勉強はなんとな~くやっているという感じで実際は何をすればいいのわかっていない感じです。
そのたびに私は
やることがわからないなら塾に行った方がいいんじゃない?
家だけで勉強するのは自分で何をすればよいか勉強の計画が立てれる子じゃないと無理なんじゃない?
そんなにさぼってるなら塾へいれるからねっ!!
と言っていました。
そのたびに長男は
「塾へなんか行きたくない。塾なんかいったら成績が下がる。」
と言います。
こんな会話をいつまで続ければいいのだろう・・・と思っていたところでした。
しかし、今回長男の返事がいつもとは違っていました。
「中学3年になったら僕も塾に行った方がいいと思ってるよ・・・」
という返事が長男から返ってきました。
えっ・・・??!!
「塾に行く気あるの?」
「うん、3年生になったらね。」
いつもと違う返事にちょっとびっくりしてしまいました。
テストの順位が著しく下がったわけでもないので、いや、むしろ1年生の頃に比べたら上がってきているので、塾へ通わす大義名分がない。
このまま塾には行かずにずっと家で勉強するのかと思っていたのですが、まさかの塾に行くという返事。
どこの塾に入る?
「ママはさ、どこの塾がいいと思うんだっけ?」
「ママは塾に行くなら佐鳴(サナル)予備校がいいと思っているよ。」
佐鳴予備校は長男が通っている中学校の学年トップ10のうち、半数は佐鳴予備校に通っているという塾です。
なので、上位を目指すならば絶対「サナル」と決めていました。
私が住んでいる愛知県では割と有名な集団塾なのですが、愛知県・静岡県・岐阜県にしかないのでご存知ない方も多いかもしれません。
長男が突然「塾に行く」と言い出したので、本当にこの塾でいいのかな?とちょっと不安になってきました。
「いつも学年1位をとってる女の子は佐鳴なんだよね?」
「そうだよ。でもさ~、僕よりかなり下の順位の子もサナル行ってるよ。あんまりよくないんじゃないの?」
「まぁ、そりゃ本人次第だからそういうこともあるけど、頑張れば上位も狙えるってことでしょ?」
「そうだけど・・・。ヒーローズは?トライは?エストとか。その辺行ってる子結構きくよ」
ヒーローズやトライ、エストは近所にある個別指導の塾です。
佐鳴予備校は徒歩や自転車で気軽に通うことができる距離にはありませんが一応中学校区に位置します。
近所には個別指導の塾しかないけれども、集団塾に行かせたいと思っている私としては、佐鳴以外の塾は考えていませんでした。
現在、塾へ行っていなくても成績が割と上位の長男に個別指導はもったいない気がしたんです。
私の中では平均点より上を取れていてまじめに勉強できる子は集団塾、勉強が苦手でついていけていない子は個別指導塾というイメージがあります。
集団塾に行って、刺激を受けてもまれてさらに上位を目指して欲しいなと。
長男ならば確実に集団塾でもついていけると思いました。
「あのさ~、自分より順位が良い子がどこの塾に行ってるとか、どんな勉強してるとか聞いてみたら?その方が参考になると思うよ。」
と長男に言ってみました。
正直、長男が他の子にどこの塾に行っているかとか勉強方法などを聞いてくるとは期待していませんでした。
長男にみんなどこの塾に行ってるの?と聞いてみても、いつも「知らな~い」と興味ないような感じだったので。
しかし、次の日長男は今回のテストで学年トップだった男の子にどこの塾に通っているか聞いてきたのです。
「そういえばさ~、今回久々にトップをとった〇〇くんに、どこの塾行ってるか聞いてきたよ。」
「 えっ・・・!?(聞いてきたんだ!!)どこだった?」
「やっぱりさ~、サナルだった。」
「ちゃんと聞いてきてくれたんだね。〇〇くんって一緒のクラスじゃないよね?よく聞けたね。」
「隣のクラスだからさ、今日、体育で一緒だったんだ。だから着替えてる時に聞いた。昨年一緒のクラスだったから話やすいし。」
「へぇ~、すごいじゃん。ちゃんと聞いてきてくれるなんて思ってなかった。じゃぁさ、日曜日にサナルで来年度の入学説明会があるから一緒にいってみない?」
「いいよ。」
なんとあっさりOKの返事。
まだいいよ~とか、ママだけ行ってきてと言われるかと思いました。
「へ~、塾に行ってもいいっていうのは本気だったんだね。自分だけで勉強するのに限界を感じてきた?」
「まぁ、そうだね。」
と長男は照れくさそうに笑いました。
「佐鳴ってさ~、毎日行くの?」
「週2回だよ。1回が2時間半ぐらいだけど・・・」
毎日行くと思っていたようなので、週2回と聞いてホッとしているようでした。
塾の公開説明会に参加
次の日曜日、長男と二人で佐鳴予備校の公開説明会に行きました。
旦那さんも長男が中3から塾に行くことは賛成してくれているので、旦那さんに車で送ってもらいました。
通うことになったら塾への送迎も積極的にしてくれるそうです。
二男(小1)がいるので、説明会は旦那さんは参加せずに、二男と近所の公園で待っていてもらいました。
説明会では通っている中学校に合ったテスト対策をしていること、復習の仕方、タブレットの活用などの説明がありました。
本人次第なので、この塾に通えば必ず成績が上がるといった魔法の教室ではありませんとおっしゃってました。
そして、体験授業があり30分ほど実際の講義を私も一緒に体験しました。
授業は黒板ではなく、ホワイトボードに映像が映し出されたりして、見ていて飽きないとてもおもしろくてわかりやすい授業でした。
長男もすごくわかりやすくて楽しかったと言っていました。
さいごに、アンケートで
「申し込む」「検討中」などの項目があるのですが、
長男に確認したら、
「入るよ。」
という拍子抜けするくらいのあっさりしたお返事。
でも、長男の顔がやる気にあふれている感じがしたんです。
「ちゃんと塾だけじゃなく、家で復習したり、塾の宿題もしないとだめだけど、頑張れそう?」
「うん、やるよ。」
ということなので、その場で申込みました。(正式契約は後日です。)
帰るときに長男は
「授業もすごくわかりやすかったし、頑張れそう」と言っていました。
やる気になっている長男を見て思わず、
「えらいね~、やる気になってるね~」と頭をなでなでしてしまいました。
さいごに
つい最近まで塾には絶対行かないと言っていた長男のまさかの急展開に戸惑いながらもとても嬉しく思いました。
長男から塾に行きたいなんて言い出すなんて。
集団塾に入るには中学3年生からでは遅いという意見もありますが、無理矢理塾へ行かせるよりは、長男が自分で行きたいと言ってくれたので、きっと長男なら塾で頑張れそうだなと思いました。
とりあえず、入塾は3月から。
それまでは、今まで通り家庭学習でスタディサプリや進研ゼミで頑張ろうと思っています。
お金も今までよりもたくさんかかりますが、長男がやる気になってくれているので喜んで投資したいと思います。ホントはちょっと厳しいww。
塾などの詳しい内容はまたおいおい記事にしていきたいと思います。
長男の勉強の様子はこちらの記事でも紹介しています。↓