結婚してから20年使っていた冷蔵庫を買い替えました。
故障してからの買い替えだったので、あわてて冷蔵庫を選びました。
壊れてからの購入ですと、急いでいるので在庫があるものを優先しました。
冷蔵庫なんて大きさや価格を気にするぐらいで、機能はどれも大差ないだろうと思っていたのですが、微妙に使い勝手に違いがありました。
冷蔵庫は一度購入すれば10年以上毎日使うものなので、本来ならば壊れる前に慎重に選びたいと思いました。
冷蔵庫を買い替えて実際に使用してみて後悔したな、失敗したなと思うことを紹介したいと思います。
野菜室が一番下になった
冷蔵庫を買い替えて一番気になってしまったことは、野菜室が一番下になったことです。
今まで使用していた冷蔵庫は野菜室が真ん中でした。
10年以上前の冷蔵庫は野菜室が真ん中にあるものが主流でしたが、現在は省エネの関係で製氷室や冷凍室を近い場所に集めています。
なので、冷凍室が真ん中の冷蔵庫が多いのです。
冷凍室をよく使うご家庭も多いかと思いますが、うちの場合は冷凍室よりも野菜室の方がよく使います。
野菜室には麦茶用の2.0Lぐらいのポットを2個入れているので、そのポットを取り出すのに腰をかがめなくてはならなくなりました。
やはりよく使うものが真ん中にある方が使いやすいと思うので、冷凍庫と野菜室のどちらを頻繁に使うかをよく考えてみると良いと思います。
そして、今までの癖でどうしてもまず真ん中の冷凍室を間違えて開けてしまいます。
慣れてくれば問題ないと思いますが、20年使ってきた癖は意識しないとなかなか抜けません。
私は野菜室の位置が変わったのは、その方が使いやすいからと何かメリットがあると思っていたのですが、省エネの観点からだったのですね。
省エネも大切ですが、使いやすさの観点から野菜室が真ん中ではないと嫌だという人も少なくなく、野菜室が真ん中の商品も最近では増えてきています。
ちょっと意識してみるとよいと思います。
野菜室が真ん中の冷蔵庫は三菱が出しています。三菱は冷蔵庫のトップブランドであるため、他メーカーのものと比べると同様のクラスでも少しお値段が高めです。
私は店頭で見た時に同等クラスよりも4~5万円ほど高かったので、躊躇してしまいました。
野菜室と冷凍室の場所が入れ替わることなんて大したことではないと思ったのですが、今思えば10年以上使うものだから、三菱の冷蔵庫にすればよかったかなと少し後悔です。
おすすめは三菱の冷蔵庫!↓
製氷室から氷が落ちる
製氷室からその下の冷凍室に氷が落ちそうというのが気になりました。
今まで全然気にしたことがなかったのですが、今回新しく購入した冷蔵庫は製氷室とその下の冷凍室はつながっていました。
そして、その製氷室の引き出しが結構浅いので、氷をすくう時に氷が下に落ちることがあります。
↑矢印の隙間から氷が下の冷凍室に落ちることがあります。
氷が落ちないように気を付けてすくっていますが、実際に下の冷凍庫に氷が落ちたことが何度かあります。
今までの冷蔵庫では製氷室は独立していたし、引き出しも深かったので多少乱暴に氷をすくっても全く気になりませんでした。
新しく冷蔵庫を買う場合、製氷機の引き出しの奥や部屋が独立しているかを気にした方が良いと思います。
製氷機から氷が全く落ちない冷蔵庫もあります。
三菱の冷蔵庫の場合は1つ1つの部屋が独立しているので、他の部屋に落ちることはありません。
その分、お値段がお高めだと店頭で説明を受けました。
この時は「へぇ~だから高いんだ」ぐらいにしか思わず、製氷機から氷が落ちる・落ちないという説明はなく、そこまで頭がまわりませんでした。
購入してから気づいたのですが、気づくと氷が落ちることが、すごく気になってしまいます。
ここでも、三菱の冷蔵庫に軍配です。お高いけど三菱の冷蔵庫にすればよかった・・・。
ドアポケットの収納の違い
ドアポケットの収納は比べてみて、他に収納しやすそうなものがあったのですが、在庫の関係で別の冷蔵庫にしました。
ドアポケットの収納は似ていますがメーカーにより、微妙に差があります。
↑ドアポケットの一例です。
私的にはPanasonicのドアポケットがたくさん収納できそうで、好みだったのですが冷蔵庫の在庫がなく納期に時間がかかるとのことで、別のメーカーの冷蔵庫を購入しました。
肉や魚を入れるルームの引き出しは今まで下から引き出すタイプだったのですが、上から開けるタイプに変わったのでそれも違和感があります。
製氷用の水を入れるタンクが肉魚ルームの横になったので、今までより狭くなった感じもします。
そのあたりも店頭にいったらチェックすると良いと思います。
結果的には使用してみてそこまで不便さを感じることもないのですが、在庫があればPanasonicの冷蔵庫にしていたかもしれないので、急いで購入すると思うようには選べません。
マグネットがつかない
冷蔵庫の前面の扉にマグネットがつかないというのは、いいなと思った冷蔵庫全てに共通することだったので仕方ありません。
デザインや容量などを気にしなければ、マグネットがつく冷蔵庫もあるにはありました。
わざわざ家からマグネットを持参して、くっつけてまわりましたから。
デザインや容量をあきらめてまで、マグネットがつくことが重要ではなかったため、マグネットがつかない扉のものにしました。
しかし、私にはやはり不便でした。
そこで、前面の扉にはマグネットがつけれるように吸着式のホワイトボードを貼って解決しました。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。↓
おすすめは三菱の冷蔵庫
私のおすすめは三菱の冷蔵庫です。
三菱の冷蔵庫は野菜室が真ん中。※一部下段が野菜室の冷蔵庫もあります。
そして、一個一個の部屋が独立しているので、製氷機の氷が他の部屋に落ちてしまうということもありません。
私にとっては野菜室が真ん中というのはとても重要なことでした。そして、氷が落ちるストレスもなし。
私の失敗から、三菱の冷蔵庫がおすすめです。
さいごに
冷蔵庫はだいたい同じような機能で、どれも大差ないだろうし、使い勝手も新しい方が良いに決まっていると思って大きさと値段と納期の早さ重視で決めてしまいました。
電気代や収納できる容量、見た目は以前のものに比べて良くなりましたが、使い勝手など細かいところは20年の慣れがあり、新しいからすべて良いという風にはなりませんでした。
20年も同じ冷蔵庫を使っていると、今使っている冷蔵庫が当たり前になってしまっていたので、買い替えて実際に使ってみないと問題点に気づきませんでした。
新しくなった冷蔵庫に不満たらたらなんですけれども、使っていくうちにだいぶ慣れてきて、使い始めよりはほとんど気にならなくなってきました。
使いはじめはどうしても、色々と気になってしまいます。
買い替えて実際に新しい冷蔵庫を使ってから、もっとこういう点に気を付けて購入すればよかったなと気づいたことばかりなので、皆さまも買い替える時にはできるだけ後悔しないように気にしてみてください。