二男(小3)には食物アレルギーがあります。
アレルギー体質なので血液検査をするとアレルギーを起こす代表的な食物のほとんどに陽性が出てしまいます。
その中でも特に生活に支障の出る「小麦、卵、乳」を中心に治療してきました。
この3食品はすでに食物負荷試験を何度か実施しています。
まだ乳や卵は治療中ですが、他の食物も負荷試験をしてみようということになり、今回は「そば」を試してみて、そばはアレルギーを起こさずに食べれることがわかりました。
負荷試験の様子を紹介したいと思います。
自己判断でそばを食べれるかどうか試して良いの?
血液検査の結果では、色々な食物にアレルギーの陽性結果が出てしまう二男です。
アレルギーの陽性が出ている食べ物は、何か反応が出てしまうと怖いのでなかなか家で食べさすことができません。
ですが、よくかかりつけの医師から「何か食べれるようになったものはありますか?」と聞かれます。
「勝手に試してみても良いのですか?」
と逆に聞き返すと、ピーナッツやそばなどはもしアレルギーがある場合は重篤な症状を起こすことが多いのでやめておいた方が良いとのことです。
危険なので、できれば1日入院をして負荷試験を実施して試す方が良いと思うとのことです。
ならばなぜ何か食べれるようになったのか聞くのか疑問なのですが、家では試さない方が良いと言われているので、無理に試すようなことはしませんでした。
乳、卵、小麦と違って、そばやナッツ類はずっと食べなくても何とかなります。
小麦、卵、乳の負荷試験を一通り経験したので次はそば
まずは小麦、卵、乳と負荷試験を受けました。まだ卵、乳の治療は継続中ですが、他の食べてみたい食物も試してみましょうということになりました。
アレルギーがおこった場合に危険な症状の出やすいピーナッツかそばのどちらか試してみましょうとなり、二男が「そばが食べてみたい!」と言ったので、まずはそばから負荷試験を受けることにしました。
そばの負荷試験の流れと結果
準備するもの
そば・・・100g。そばの割合は何割そばでも良いとのことでした。
めんつゆ・・・そばとは別の容器でめんつゆを用意しておきます。
おわん・・・そばとめんつゆを入れて食べます。
当日の流れと結果
入院は午前9時から午後2時ころまでの半日入院です。
今回は夏休み中に入院することができたので、学校は休まずにすみました。
午前9時ごろ:検温、血圧を測り、湿疹や鼻水の状態などの健康状態を確認します。
午前9時半ごろ:そば2gを食べます。30分ほど様子をみます。二男は無症状でした。
30分間隔で2g→5g→10g→20g→50gと増量して食べすすめていきました。
全て無症状でしたので、今回は陰性という結果です。
その後、昼食を食べてしばらく待機し、午後2時ころに退院となりました。
そばは1人前ですと約200gになりますが、今回はまだ50gまでしか試していません。
ですが、そばは少量で強いアレルギー反応を起こすことが主なので、おそらくそばはこのまま増量していっても症状は出ないだろうと言われました。
家からは50gぐらいから試していって、徐々に増やしていくことになりました。
さいごに
今回はそばの負荷試験をして、そばは食べても大丈夫だということがわかりました。
そばが食べれるようになったからといって、劇的な変化はないのですが、1つ食べれる食品が増えたのでうれしいです。
二男は色々なものがまだ普通に食べることができず、負荷試験を何度も受けて本当に頑張っているなと思います。
次はピーナッツに挑戦する予定です。
少しづつですが、食べれる食品が増えていくといいなと思います。
今までの負荷試験のようすはこちらの記事で詳しく紹介しています↓
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