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Life is Tech!(ライフイズテック)サマーキャンプに中学2年の長男が参加した体験談(Unityゲームプログラミングコース)

こんにちは、さくらこです。

中学2年生の長男がLife is Tech!(ライフイズテック)のサマーキャンプに参加しました。

Life is Tech!サマーキャンプとは、キャンプといってもテントを張って野外生活・・・ではなくて、中学⽣・⾼校⽣が最新のIT技術を学ぶプログラムです。

長男は名古屋大学で開催しているUnity®ゲームプログラミングの4日間のコースに参加したので紹介します。

 

Life is Tech!(ライフイズテック)サマーキャンプとは?

概要

Life is Tech!(ライフイズテック)サマーキャンプは、中学⽣・⾼校⽣が最新のIT技術を学ぶプログラムです。

夏休みに全国の有名⼤学のキャンパスで開催されています。
アプリ・WEB・ゲームなどのプログラミング系と、映像・⾳楽・デザイン・3DCGなどのクリエイティブ系などのコースがあります。

技術⼒も⼈間性も兼ね備えた講師(メンター)が個別にサポートするため、初⼼者でも経験者でも安⼼して参加できます。

会場

北海道、関東、東海、関西、九州地域の全国の大学のキャンパスでプログラムを開催しています。通いやすかったり、行ってみたい大学を選べます。

有名大学ばかりなので、にわか大学生気分を味わえます。

日程

4⽇間、5⽇間、8⽇間のプランがあります。
※8⽇間は慶應⼤SFCでのみ開催
※東北⼤と信州⼤でのみ3⽇間で開催。

各会場・コースにより日程は異なります。

通いプランと宿泊プラン

会場に⾃宅から毎⽇通うプランと、会場近郊の宿泊施設に参加者・スタッフと⼀緒に宿泊するプランの2つがあります。

タイムスケジュール

通いの場合は朝9時半ごろに始まり夕方5時ごろに終了します。

宿泊の場合はその後宿泊所に移動し、夜のアクティビティがあります。

コースの最終日には作品発表会があり、保護者が見に行くことができます。

参加料金

4日間:通い59,200円(税抜き) 宿泊111,700円(税抜き)

5日間:通い69,900円(税抜き) 宿泊139,900円(税抜き)

パソコンレンタル料金

4日間:6,000円(税抜き)

5日間:7,500円(税抜き)

パソコンは持ち込むことも可能です。ほとんどの方がレンタルします。

上記以外に昼食代、交通費などが別途必要です。

申し込み

公式ホームページから申し込んでください。

2018年のサマーキャンプは4月下旬ごろから申し込み受付が始まり、最終締め切りは7月上旬でした。

定員に達したコースは締め切られてしまいます。

早めに申し込めば早割もあるので、行くと決めたら早めに申し込んでおいた方が良いと思います。

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サマーキャンプの詳細は公式ホームページで確認して申し込んでください。↓↓

※2018年度のサマーキャンプの申し込みは終了しています。

life-is-tech.com

長男がサマーキャンプに参加するきっかけは?

私立の中学や高校に通っている場合は案内を学校からもらう場合があるようなのですが、長男の通っている公立中学校ではLife is Tech!ライフイズテックのサマーキャンプの案内は一切ありませんでした。

長男がLife is Tech!のサマーキャンプに申し込んだきっかけは、お友達からの誘いです。

そのお友達はゲームプログラミングに興味があるので色々親に調べてもらったそうです。

長男はまずは春休みにあるキャンプに熱心に誘われていました。

ですが、長男は短い春休みに何日も拘束されたくない、春休みはのんびりしたい・・・と断ったんです!!

私は行って欲しいと思ってすすめたのですが、本人のやる気がなく断念しました。

そのお友達は春休みのキャンプに一人で参加してとても楽しかったらしく、夏休みには違うコースで申し込むので、いっしょに参加しようとまたまた誘ってくれました。

とても熱心に誘ってくれるので、長男も長い夏休みの数日ならばと行く気になり申し込むことにしました。

長男の重たい腰を上げてくれたお友達には感謝です。

長男の申し込んだコースは?

名古屋大学で開催されるUnity®ゲームプログラミング(2D・3D)の4日間のコースに申し込みました。

このコースは長男が選んだわけではなく、お友達に合わせました。

友達と一緒に参加する場合は同じグループで参加できるように考慮していただけます。

名古屋大学は通いのコースしかありませんが、自宅から公共交通機関で通いやすいので調度良かったです。

そしてもし長男が将来は名古屋大学に入りたい!・・なんて言ってくれたら、とっても嬉しい大学!!一度通ってみて興味をもってもらえたらいいなぁという淡い期待も入っています。

料金は4日間のコースに参加したので、参加料金とパソコンレンタル代を含めて69,876円(税込)です。

決して安くはない参加料金ですので、お子様とよく相談してから参加することをおすすめします。

パソコン初心者でも大丈夫なの? 

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 長男はパソコン部に入っていますが、パソコン部とは名ばかりでパソコンのレベルは初心者です。

パソコン部のおかげでブラインドタッチが少しできるようになったかなというくらいで、プログラミングについては全く無知です。

家でもパソコンはほどんど触りません。

一緒に行くお友達は春にキャンプに参加しているので、色々と事前に作りたいものとかを考えている様子でした。

長男は自分には何の知識も考えもないので不安になっていました。

実際の開発は教科書に沿ってやっていくので、パソコンやプログラミングの知識がなくても大丈夫です。

わからないところは6人に一人の割合でメンターさんという大学生がついていてくれるのですぐに教えてもらえます。

今回のキャンプは参加者の85%が初参加の方でした。

人見知り・一人参加でも大丈夫なの?

長男は人見知りで消極的な性格なので、お友達と一緒に行くにも関わらず行く前はとても不安がっていました。

キャンプの活動は完全にグループ行動です。

最初に自己紹介があり、昼食はメンターさん(グループにつく大学生)といっしょにグループメンバーと学食などで食事をします。

メンターさんはグループから離れてはいけないルールになっているそうなので、ずっと一緒にいてくれます。

開発の途中の時間にもグループ対抗で謎解きなどのアクティビティをして交流を深める時間が毎日あります。

グループ内が仲良くなれるように工夫してあり、一人でほっておかれるということは全くないので一人で参加しても人見知りでも大丈夫です。

人見知りな長男もグループの子達とはとても仲良くなれたようです。

グループの人数は6人程度で年齢の近い人、男女の割合などは考慮されています。

キャンプに必要なものは?

キャンプに必要なもので事前に準備するものを紹介します。

キャンプの詳細なガイド「キャンプガイド」はキャンプ参加の2週間ほど前にメールまたはお客様ページに送られてきます。

※持ち物は変更になる場合がありますのでご参加の「キャンプガイド」を必ず確認してください。

◎USBメモリ(8G以上の空きのあるもの)

作品のデータを持ち帰るために必要です。容量に余裕のあるものを持っていきましょう。

長男はSanDisk USBメモリ 16GB USB 3.0 Ultra フラッシュドライブ [国内正規品] (5年保証) SDCZ48-016G-J57を新しく買いました。

選ぶポイント:このUSBに決めたポイントはとにかく紛失してほしくないということ!

  • スライド式なのでキャップを紛失する心配がありません。
  • 大きさもそこそこ大きくストラップを通す穴があるのでUSBメモリ自体を紛失するリスクも少ないです。
  • 裏面に名前を書く欄があったので仮に失くしても誰のものかわかりやすいです。

◎Facebookアカウント(任意)

 メンターさん(大学生)と参加者でコミュニケーションを円滑にすすめるためのツールとして活用します。

アカウントを持っていない方は事前に参加者本人のアカウントを作成することを推奨されています。

ですが、Facebookアカウントの作成は絶対ではありません。

Facebookは13歳未満はアカウントを作成することができません。保護者のアカウントでの参加もできません。

Facebookの登録をしたくない、できない場合は、担当の大学生メンターさんによる代理投稿などでサポートしてくれます。

長男は13歳になっているのでFacebookアカウントを作成しました。

Facebookアカウントの登録方法は申し込み後にメールまたはお客様ページに送られてくるキャンプガイドに掲載されています。

メールアドレス

キャンプ当日に専用サービスにログインするときに必要です。事前にメールアドレスを取得しておきましょう。

Facebookアカウントを作成するときにもメールアドレスは必要です。

長男はGメールのアカウントを所持していたので、それを利用しました。

開発はどんな風にすすめていくの?

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長男の選択したUnityゲームプログラミング(2D・3D)コースはUnityというソフトを使用してゲームを作成します。

開発は大きな教室で6人のグループで向き合って座り教科書に沿って個々ですすめていきます。

教科書といっても冊子でもらえるものではなくて、Web上で見る教科書です。

教科書をパソコンの画面や手持ちのタブレット、スマホで見ながら開発をすすめていきます。

グループにつき一人のメンターさん(大学生)がつくので、わからないところはメンターさんに質問して進めていきます。

他のコースを選択した参加者も同じ教室で開発をするので、教室内には100人ほどの参加者がいたそうです。

教壇に先生が立って説明しながら一斉にすすめていくという形式ではありません。

なので、人によって進み具合が異なります。

長男は初めての参加で要領も良い方ではないので、グループ内では進み具合は遅い方でした。

一方お友達は経験者なので、さくさくと進めていって早く自分のオリジナルゲームを作りたいと頑張っていました。

個人差があるので、あまりまわりとは比較しない方がいいかもしれません。

Unityのソフトは家のパソコンでも無料でダウンロードできます。開発したものをUSBメモリに入れて毎日持ち帰ってくるので、家でやることもできます。

初日は疲れてあまり家ではやりませんでしたが、2日目からは進んで家でも取り組むようになっていました。良い傾向です。

キャンプが終わってからも自分で開発を進めることができます。

作品発表会はどんな感じ?

キャンプ最終日の午後に他のコースも合わせた参加者全員とその保護者の前で一人につき約1分間程度自分の作品についての発表をします。

あらかじめ1分間の動画を作成して、それに合わせて原稿を読むという形式です。

長男は人前で話すことが苦手ですが、原稿を読みながら一生懸命発表していました。

参加者が100人と多いので、発表は2か所に分かれて行われました。

発表会の所要時間は約1時間半でした。

長男が選択したコース以外の発表も見れるので、他の子たちがどんなものを作っているのかがよくわかります。

そして、その後は体験会があり、参加者が作ったゲームなどの作品を実際にパソコンで遊ぶことができます。

最後にはメンターさんから一人一人に個別のメッセージが書いてある認定証を受け取ってキャンプは終了します。

キャンプの記念にキャンプの様子のDVDがいただけます。

キャンプ中の写真も見ることができます。

キャンプに参加してみて

長男は4日間のキャンプを毎日とても有意義に楽しく過ごすことができました。

ゲームプログラミングのおもしろさに気づいたのはもちろん、仲間と協力して色々なことを経験してとても成長したように思えます。

キャンプの様子がわかる写真が見れるのですが、参加者の皆さんがホントに生き生きとした表情で写っています。

長男もとても楽しかったと言っています。

学校ではなかなかITについて詳しく学べる場がないので、このようなキャンプに参加して経験できたことはとても良かったです。