市でやっている夏休みの親子講座の「もんきりがたでうちわをつくろう!」という企画に申し込み二男(小1)と参加してきました。
小学1年生でも自分で作ることができ、とても二男が夢中になっていたので紹介します。
自由研究の題材としても参考になると思います。
紋切り型(もんきりがた)とは?
紋を切り抜くための型のことです。
紋とは日本で、家・氏族その他の団体のしるしとして定まっている図柄のことです。
作り方は折り紙を折ってはさみで切るだけ
紋切りを作るには折り紙を一つ折、二つ折、三つ折、四つ折り、五つ折、六つ折に折ってそこに型紙通りの絵をなぞり、はさみで切るだけでできるので小学校低学年でも簡単に作ることができます。
カッターを使えばより複雑な模様ができますが、はさみだけでも十分ステキな模様をつくることができます。
折り方
もんきりを作るにはまず折り紙を1つ折りから六つ折りまで折ることが基本です。
私は親子講座で「らくらくもんきり定規」という紙をいただいて、それに合わせて折ればよかったので楽でした。
本などにも折り方が載っていますが、このらくらく定規を使うと面倒な三つ折り、5つ折りが簡単に折れます。
定規を最初に作っておくと良いと思います。
定規は折り紙を斜めに半分に折った大きさを書いて、60度のところで三つ折り、36度のところで五つ折りになります。
実際に作った紋切り型の例
さくら(五つ折)
折り紙を対角線に沿って半分に折ります。↓
らくらく定規の上にのせて、五つ折りのところ(36度の線)に合わせて折ります。↓
先ほど折った部分をさらに半分に谷折りにします。↓
裏返して、裏側の大きさと同じ大きさになるよう谷折りにします。↓
折った部分をさらに半分に谷折りにします。↓
5つ折りの完成です。↓
型紙を写します。↓
線をはさみで切ります。↓
折り紙を広げるとさくらの完成です。
星(五つ折)
同じ五つ折で星型もできます。星は直線ばかりなので切りやすく型がとりやすいです。↓
雪の結晶(六つ折)
折り紙を対角線で半分に折ります↓
らくらく定規に置いて三つ折りのところ(36度角)で折ります。
裏返して線のところで谷折りします↓
三つ折りの出来上がりです↓
さらに半分に折って六つ折の出来上がりです↓
雪の結晶の型紙をうつしてはさみで切ります↓
折り紙を開くと雪の結晶の出来上がりです。
型紙は?
型紙は本に掲載されています。
拡大コピーしてそのまま使うことができます。
もんきりうちわの親子講座に参加したときには、あらかじめ写すようの型紙が用意してありました。
私はこの講座に参加して楽しかったので、家でももっとやってみたいと思い、図書館で切り紙の本を何冊か借りてコピーして色々と二男といっしょに作ってみました。
型紙をうつすのが難しい場合はコピーした型紙を折った折り紙の大きさに切ってホッチキスでとめて、型紙ごと切る方法もあります。
「家紋の切り紙」には型紙を使った切り紙の作り方がたくさん掲載されています。
カッターを使わなくても作れる型をチョイスして二男と作りました。
↑「家紋の切り紙」という本に掲載されていた型紙です。(一例)
さいごに
紋切型は折り紙を折ってはさみで切るだけで簡単にきれいな模様ができます。
私たちが参加した講座では無地のうちわにのりで貼ってオリジナルのうちわを作りました。
うちわでなくても一つ折から六つ折までいろいろな模様をつくって画用紙などに貼って自由研究にしてみるのも良いと思います。
簡単なものから複雑なものまでいろいろあるのでいっぱい作って親子で楽しんでみてください。
小学5年生の時の自由研究をこちらで紹介しています↓
小学3年生の時の自由研究をこちらで紹介しています↓
小学4年生の時の自由研究をこちらで紹介しています↓