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夏休み自由研究「目の錯覚」トリックアートの工作(実例有)

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<小学生の夏休み自由研究>

長男が小学5年生の時に取り組んだ「トリックアートの工作」の自由研究を紹介します。

実例を交えて、取り組み方やまとめ方など紹介しています。

 

トリックアートの工作をしようと思ったきっかけは?

まだ夏休みの自由研究のテーマを決めていなかった長男小5の夏休み。

家族みんなで名古屋市科学館でやっていた「錯覚体験ふしぎワールド展」に出かけました。

この「錯覚体験ふしぎワールド展」は、目の錯覚が起きる絵や写真の種類が本当に豊富で、とても楽しい催しでした。

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↑夏の特別展「錯覚体験ふしぎワールド展」名古屋市科学館(2015年7月)より。

上の写真は平面に描いてある絵なのにぐるぐるとゆっくり動いているように見えませんか?動画じゃありませんよ。

※スマホでご覧の場合は絵の部分を拡大するとより動いてみえます。

この催しでは、こんな感じのだまし絵がいっぱい。

どうしてこうなるのかもっと詳しく知りたくなりました。

「錯覚体験ふしぎワールド展」の出口におみやげコーナーがあり、そこで目の錯覚に関する本と工作キットを買って自由研究のテーマにすることにしました。

購入した本は「だまされる目 錯覚のマジック」という本です。

いろいろな目の錯覚、だまし絵が載っています。どうしてそう見えるのかの解説も細かく書いてあります。解説を読んでから見たってだまされちゃいます。

見ているだけですごくおもしろい本です。↓

※上記の私が購入した「だまされる目 錯視のマジック じっと見てると起こるフシギ体験」は現在は電子書籍でしか販売されていないため(中古はあります)、書籍で購入をお考えの方はこちらの「新錯視図解」がおすすめです↓

2023年7月にTBSテレビ「クレイジージャーニー」で世界唯一の立体錯視研究者として紹介された杉原厚吉教授の本です。

 

トリックアートの立体工作キットはこちらを購入しました。こちらも杉原厚吉教授の本です。4種類作れます。↓ 

 

それでは、実際に工作したものとまとめたものを紹介します。

今回は工作の自由研究をしましたが、工作したものを全部学校に持っていくわけではなく、工作したものを写真に撮影し、解説を加えてまとめました。

学校には工作したものを数点持っていきました。

表紙「目の錯覚」

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 自分で考えた自由研究のタイトルと学年・組・出席番号・名前を書いて表紙をつくりました。

 

 色の錯覚の工作 ~作ろうと思ったきっかけ~

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 この自由研究(工作)をしようと思ったきっかけを書きます。

 

色の錯覚の工作1例目と解説 

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色の同化がおこっている絵を実際に描いて、その解説をのせました。

 この絵は「だまされる目 錯視のマジック」の本に載っていた色の同化の図を真似して描いてみました。

5ミリ方眼ノートに本の図を見ながら色鉛筆で描きました。

使っている色鉛筆は赤・緑・黄色・紺色の4色のみ。

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でも、黄色に囲まれている赤はオレンジっぽく、紺色に囲まれている赤は濃く見えませんか?

黄色に囲まれている緑は黄緑っぽく、紺色に囲まれている緑は濃く見えませんか?

自分自身で同じ色鉛筆を使って描いていたのに出来上がってみると、どうしても同じ色に見えません。不思議ですね~。 

 

色の錯覚の工作2例目と解説 と感想 

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 先ほどの色鉛筆で描いた絵だと、塗りむらとか濃く塗ったり薄く塗ったりとかが影響するのでは?という疑問も残りますよね。

そこで、色画用紙でも同じように色の同化が起きるものを作って解説と感想を書きました。

これも「だまされる目 錯視のマジック」の本に載っていたものを参考にしました。

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上の写真の赤い丸は全て同じ色の色画用紙で作っています。緑の丸も全て同じ色です。

でもやっぱり違う色に見えますよね?

 

 トリック立体工作

↑こちらの工作キットを使って4種類の立体工作をしました。

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トリック立体工作のキット4種を全て作って写真と解説をのせました。

この工作はかさばるので学校へは一つだけ持っていきました。

写真で写すと不思議に見えて、実際の工作ではどのような仕組みになっているかがよくわかります。

 

工作したものを保存 

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工作したもので持ち運びしやすいものは最後のページにクリアファイルを貼り、しまっておきました。

 

さいごに

トリックアートの工作は作っていてとても楽しかったです。

実際に作ってみて、解説を読んで仕組みを知ってもやっぱり不思議なんですよね。

ただ単に工作をするのとは違い、実際に科学館で体験してきて、どうしてこうなるのか?本当に目の錯覚だけなのか?を確かめられるような工作ができたので、よりおもしろくなったと思います。

お手軽な工作キットも豊富にそろっているのでおすすめな自由研究です。

夏休みには科学館では色々な催し物をやっています。

自由研究のテーマが決まっていない場合は科学館にでかけてみると研究したいものが見つかるかもしれません。

 

自由研究の参考にした本はこちらです↓

上記の私が購入した「だまされる目 錯視のマジック じっと見てると起こるフシギ体験」は現在は電子書籍でしか販売されていないため(中古はあります)、書籍で購入をお考えの方はこちらの本がおすすめです↓

自由研究で実際に作った工作キットはこちらです↓

 

 

小3、小4の時の夏休みの自由研究はこちらで紹介しています↓

 自由研究におすすめの紋切型の工作を紹介しています↓