うちの子が通っている小学校では小学3年生から夏休みの自由研究が始まります。
自由研究って毎年本当に大変なんですよね。親が。
テーマを見つけるのも大変ですし、まとめるのも大変。
私が小学生の時は自由研究をやった記憶がないので、どんな風にすすめればいいのかもさっぱりでした。
子供だけで進めてくれればよいのですが、子供にとっても初めてでどうやったらいいのかさっぱりわかっていない様子。
親の協力が必要になってきますね。
というか、私の方が自由研究に夢中になっていたりします。
親子でがんばった長男の自由研究を3年生から順に紹介していきたいと思います。
今回は小学3年生の時にやった「近所の公園の虫の観察図鑑」。
やり方やまとめ方などを長男の実例とともに紹介します。
虫の観察図鑑って?
近所の公園にどんな虫がいるか探して観察し写真を撮って図鑑のようにしたものを作成しました。虫好きのお子様にピッタリの自由研究です。
虫図鑑のやり方・手順
持ち物
カメラ(スマホ)、筆記用具、虫取り網、虫かご
手順
1.近所の公園に行って虫を探す。
2.写真を撮る。→虫は結構動いて撮影しにくいので、写真撮影は手伝ってあげてもよいと思います。
3.見つけた場所、大きさ、形、色、鳴き方、動きなどの特徴を観察してメモする。
→幼虫などはつかまえて家で飼って観察してもいいと思います。
4.家に帰って撮影してきた虫を昆虫図鑑で調べて名前などを確認する。
→有名な昆虫ならすぐに図鑑で探せますが、意外と知らない虫がいっぱいいました。
そういった場合は図鑑では探しきれないので、私はYahoo!知恵袋で質問しました。
撮影した画像を載せて「この虫の名前を教えてください」と質問すると、すぐに解答してもらえました。便利な時代ですね。ここは私が手伝いました。
5.撮影した写真をプリントアウトする。
6.スケッチブックなどにまとめる。
虫を探して写真に撮ってまとめる自由研究は頑張れば一日で終わらせることができます。
何日も通えばまた違った虫が発見できそうでしたが、うちは探したのは一日だけです。
長男の場合は公園で見つけたトノサマバッタとショウリョウバッタの幼体をつかまえて家で飼って羽化して成虫になるのを観察して図鑑にのせました。
自由研究のまとめ方
まとめに必要な項目は大体こんな感じです。
まとめに必要な項目にあてはめながら、まとめていきました。
図鑑なので、大きな本のようになるようスケッチブックに書いて本のように綴じました。
では長男が小学3年生の時に作成した虫図鑑を紹介します。
※字が下手とか文章力が乏しいとかはご容赦ください。
表紙(題名と名前)
自分で考えた自由研究のタイトルと学年・組・出席番号・名前を書いて表紙をつくりました。
1ページ目:きっかけ、予想、地図
調べたいと思ったわけ:〇〇公園にはどんな虫がいて、それがどんな名前なのかしりたかったから。
いると思う虫の予想:バッタ・カマキリ・セミ・ガ・あり・くも・ハサミムシ
〇〇公園の地図:見つけた場所→ネットから地図を印刷して虫を見つけた場所に数字をふっておきました。その数字の順番通りに図鑑を作成していきます。図鑑を完成させてから、あとから数字を書き込む方が良いです。
調べたきっかけはすごく短い文章ですね。アドバイスはしましたが文章は本人に任せました。小3の時の長男の文章力はこんなもんです。
2~4ページ目:虫の図鑑
見つけた虫は全部で15種類。
種類別に並べて写真を貼って名前と大きさ、観察した内容を書きました。
図鑑で調べたことをそのまま書くのではなく、長男が観察して長男の主観で書いているところが長男らしくておもしろい図鑑です。
番号は1ページ目の地図のみつけた場所に書き込みます。
イボバッタ、シオヤアブ、ツマグロヒョウモンなど初めて聞く名前の虫を見つけることができました。
シオカラトンボは青いイメージだったのに、メスは黄色いなんて知りませんでした。
新しい発見がたくさんありおもしろいです。
5ページ目:バッタの観察
公園でつかまえたショウリョウバッタとトノサマバッタの幼虫を羽化して成虫になるまで観察しました。
エサとして頻繁に同じ公園に行って雑草をとってきて虫かごに入れていました。
羽化すると見違えるほど大きくなります。
羽化したばかりを見るとまだ羽が白いところが観察できます。
これは観察していておもしろいです。
6ページ目:おまけ
マンションの10階に住んでいるのですが、そこに大きなカマキリがいたので虫図鑑につけ加えました。
7ページ目:感想とまとめ
感想とまとめ:〇〇公園にはよくさがすと、名前の知らない虫や見たことのない虫がいっぱいいました。近くの公園にも色々なしゅるいの虫がいるんだなぁと思って、びっくりしました。新しい虫の名前をおぼえることができて楽しかったです。
さいごは感想をかいてしめくくります。
もっといろいろと思うことがあるでしょ?と突っ込みたくなりますが、ここはぐっとこらえて書く前のアドバイスだけにして、子供なりの感想をかかせました。
さいごに
この虫図鑑は公園に行っていっしょに虫を探したり、写真を撮ったりで親子で楽しんで自由研究をすることができました。
完成した時は「いゃ~よくできた!」と達成感を味わいました。
特別な道具はいらないし、おすすめの自由研究です。
長男はこの頃は虫をつかまえたりできたのに、今ではものすごく小さな虫でも触ることができない程の大の虫嫌いです。
長男は「よくこんな自由研究したなぁ」と今では言っていますが、頑張ってやった自由研究なので捨てずにとっておいて欲しいそうです。
夏休みの良い思い出です。
自由研究は大変ですが、親子で楽しんでできると良いですね。
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