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バレンタイン 乳アレルギーでチョコレートが食べられない子供への対応

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もうすぐバレンタインデーですね。

二男は乳アレルギーがあるため一般のチョコレートを気軽に食べることができません。

しかし、二男の同級生の女の子のママから連絡があり、二男にバレンタインのチョコをあげたいから14日に渡せる時間あるかな?と相談がありました。

とっても嬉しいことなのですが、二男には乳アレルギーがあり、チョコが食べられません。

こういった場合、アレルギーがあってチョコレートが食べられないことを伝えた方が良いのかとても迷います。

私がとった対応を紹介したいと思います。

 

乳アレルギーがあるとチョコは食べられない

乳のアレルギーがあると一般に売られている殆どのチョコレートを食べることができません。

アレルギー用とかカカオだけのものとか乳にアレルギーがあっても食べれるものも探せばあります。

ありますが、探すのは大変です。

二男にチョコを渡したいとママ友からラインで連絡がありましたが、二男に乳アレルギーがあることには気づいていない様子。

同じクラスの子なので、二男が給食の時間に一人だけ牛乳を飲んでいないのは知っていると思います。

乳アレルギーがあると殆どのチョコが食べれないということを単に知らないだけかもしれません。

食物アレルギーがない家庭にとっては乳アレルギーの子がチョコが食べられないことに気づかなくても不思議ではありません。

 

アレルギーがあることを正直に伝える

アレルギーがあるからチョコは食べられないよと伝えた方がいいのか迷いました。

アレルギーがあると伝えると余計な気をつかわせてしまうという遠慮が私にはいつもあります。

普段アレルギーのない人がアレルギーを気にして何かを買うのは難しいことです。

原材料表示を見てもどれが乳なのかはわかりにくいし、ひとつひとつ説明するのも大変です。

バレンタインでチョコレートを渡したいって気持ちがうれしいし、もらうものに対してあれこれケチをつけるのも気がひけます。

食べられないものをもらうのにも二男は慣れているので、わざわざ伝えなくてもいいかなとも思いました。

食べられないことに慣れてはいますが、いつも悲しい思いをしていることには間違いありません。

ラインで「明日チョコを買いに行きます。」

となっていたので、やっぱり言った方がいいかなと思ってラインで返事しました。

どうやって伝えるべきか迷ったのですが、

「ありがとう。ただ二男は乳アレルギーでチョコが食べられないんだ。でもアレルギーのことを考えて探すと大変だと思うからなんでもいいよ」

と伝えてみました。

するとママ友さんは二男にアレルギーがあるということを思い出したようで、教えてくれてありがとうという返事が返ってきました。

何がダメなのか教えて欲しいとのことだったので、卵と乳にアレルギーがあり、キャンディやグミ、ゼリー、ラムネ、せんべい系なら食べれるものが多いと伝えました。

これらを選んでも種類によっては乳が入っているものもあるので、

「わからなかったら、ほんとになんでもいいよ」と付け加えておきました。

ママ友さんは、もしわからなかったら文房具とか食べ物じゃないものにするねと返事がきて、具体的に教えてくれて助かったと言ってもらえました。

 

こういった場合アレルギーがあることを伝えるか迷うのですが、アレルギーがあることを伝えて良かったなと思います。

余計な気をつかわせてしまうのが心苦しいと私は思うのですが、相手の方も教えてくれて助かったと言ってくれました。

アレルギーのない方は具体的にどんなものが食べれるかわからないと思うので、こんなものなら食べれるよと提案した方がわかりやすいと思います。

あとは、チョコではなくモノに変更してもらうと間違いはないですね。

学校で使えるような文房具とか、お手紙だけでも十分嬉しいです。

 

手作りのものをもらった場合は本人は食べません

今回の場合は購入するとの連絡がありましたが、

手作りのチョコレートやお菓子を男の子に渡すというパターンもあると思います。

乳や卵なしで手作りで何かを作ってきてくれたとしても、うちの場合は本人には食べさせないと思います。

何を使ったか全部の材料の原材料を確認するなんてことはできないので、はっきりした表示のないものは食べさせられないのです。

作った方の勘違いで乳や卵なしと思っていても、入っている場合もあるかもしれない。

もし、食べて何か重篤なことになってしまったら相手の方にも申し訳ないですし。

なので、手作りすると事前に言われたとしたら、アレルギーのことに気づいていないとしても何も言わないと思います。

アレルギーのことを考えて手作りするのは大変ですし、せっかくアレルギーを考えて作ってくれても二男は食べませんので。

食べられなくても貰ったら嬉しいことにはかわりないので見て楽しんで、他の人が食べることになると思います。

 

本人が食べられるお菓子を用意しておく

バレンタインでは連絡なしでもらう場合や手作りのものをもらう場合、アレルギーのことを伝えてあっても食べれないものをもらう場合などが想定されます。

二男はもらえること自体はとても嬉しくて喜ぶと思うのですが、もらっても中身が食べれないものだとわかるとまだ幼いので悲しくなると思います。

二男はみんなが食べているのに自分だけ食べれないという経験は何度もしていますが、いつも悲しそうで不憫に思ってしまいます。

なので代替用として本人が食べれる好きなお菓子を私が事前に用意しておきます。

二男のためにバレンタインコーナーで見つけたかわいいキャンディを買っておきました。

二男の好きなポケモンのボトルのキャンディーです。

バレンタインコーナーにはチョコ以外のものが意外と売っていました。

本当はもらったものを食べられるのが一番なのですが、好きなものがあれば気が紛れるので二男が喜びそうなものを用意しておくのを忘れないようにしたいと思います。

 

まとめ

アレルギーのあるお子さんをお持ちの方

・事前に連絡があった場合は、遠慮せずアレルギーのあることを伝える。

・具体的に食べれるものや、代替えのものを提案した方が喜ばれる。

・もらったものが食べれないときのために好きなお菓子を用意しておく

アレルギーのある子に渡したい場合

・手作りのお菓子はなるべく避ける

・具体的にどんなアレルギーがあるのか、どんなものなら食べれるか聞く

・食べ物以外のものを検討してみる

 

さいごに

私はアレルギーのことについて聞かれるのは全然嫌ではありません。私の方がいつもこんなこと言ったら相手の負担になってしまうかなと思っています。

おそらく、アレルギーのない方はアレルギーのことを詳しく聞いていいのかな?と遠慮していることもあると思います。

お互い遠慮していると子供が悲しい思いをすることになってしまうので、ここは遠慮なく話すといいと思います。

もらう側の立場としては、配慮してくれたらものすごくうれしいし、アレルギーのことを知らずに食べれないものをもらったとしても気持ち的にはとてもうれしいです。

ただ、二男的にはうれしい反面、食べれなくて悲しいという気持ちにもなってしまうので私が何か用意しておく必要があるなとは思いました。

バレンタインにチョコがもらえるのはとってもうれしいのですが、どう対応したらよいかとても悩みます。

最近ではアレルギーがある子も増えてきているので、頭の片隅にでも気にしてもらえると嬉しいなと思います。

 

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