こんにちは、さくらこです。
連日異常な暑さですね。
17日に、愛知県豊田市で小学一年生の男の子が熱射病で亡くなりました。
私が住んでいるのは愛知県、二男は小学一年生。
ニュースを耳にして他人事とは思えませんでした。
ネットのコメント欄では学校を批判し、もし自分が親だったら学校を許せないなどのコメントが目立ちます。
でも、もし我が子がこのようなことになったら・・・
おそらく、自分を猛烈に責めると思います。
校外学習があるなら前日十分に睡眠をとらせていたか?体調のちょっとした変化に朝気づいてあげれなかったか?もっと水分を取るように家で言っておけばよかった・・・などなど自分を責める要素はたくさんあります。
今回の事故の親御さんを責めているわけではありません。
もしも自分だったら、学校がどうこうではなく、まずは自分が我が子の命をなんとか救うことができなかったのか?と考えてしまうということです。
学校を休ませる?学校に夏の校外学習は中止すべきだと事前に訴える?
私にはそんなことはできなかったと思います。
この重大な事故が起こるまで私は熱中症を甘くみていました。
現に事故の起こった17日、
二男は1、2時間目はプールで、
その後の30分の休み時間は外で鬼ごっこをおもいっきりしたといいます。
そして、給食が終わったあとの20分の昼休みにも外で走り回ったと楽しそうに話していました。
そして、夕方になり「足が痛い・・・」と訴えていました。
二男の「足が痛い」はよくあることなので、あまり重大にはとらえていなかったのですが、夕食後には泣くほど痛い・・・と言っていました。
お風呂に入れて体を温めたらおさまったようで、早めに寝させることにしました。
寝るときにもまた少し痛いと言っていましたが、さすってあげるとラクになり朝起きた時には痛みはおさまっていました。
熱中症と関係ないかもしれませんが、暑さで疲労がたまっていたのかもしれません。
でも、外でおもいっきり遊んだことに対し、
暑いんだからこれからは休み時間に外で遊ぶのをやめなさいと子供に言うようなことはありませんでしたし、そういう考えにも至りませんでした。
そして次の日、熱射病での死亡事故のニュースを知ります。
私は急に恐ろしくなりました。
我が子にも命の危険が迫っているのかもしれない。
それを軽く見過ごしてしまっているのかもしれない。
この暑さでは下校中にも倒れてしまうかもしれない。
急に心配になって、下校時には途中まで迎えに行きました。
元気な息子の姿を見てホッとしました。
学校では休み時間に外で遊ぶのは禁止になりました。
体育の授業もなくなりました。
そして、
夏休みの7月中の部活動は中止。
夏休みの水泳指導の中止。
の連絡が学校からありました。
猛暑の中での活動はもちろん、登下校も危険と判断し中止となったようです。
今のこの状況では賢明な判断だと思います。
5年生の野外活動(2泊3日)が毎年夏休みに入ってからあります。その活動については中止にはなりませんでした。
一方、長男が通う中学校では部活動は中止にはなっていません。
短縮するようにと市から通達があったようなので、時間短縮は実施されます。
そして、小学校と同じく休み時間に外で遊ぶことは禁止されました。
夏休みについてはまだ連絡はありません。
学校はすばやい対応をしてくれたとは思いますが、一人の尊い命の犠牲があってからの対応です。
この異常な暑さの中、何が起こるかわかりません。
今までの常識は通用しなくなってきています。
学校の指導に頼っているだけでは、子供は守りきれません。
やっぱり親の私が我が子の様子をしっかり確認し、健康を管理してあげなければ。
特にまだ小学一年生の二男には自己管理なんて無理です。
些細なことにも耳を傾け、
時には休む勇気、やめる勇気、学校に立ち向かう勇気も必要です。
少し過保護と思えるくらいの対応がこの異常な状況下では必要なのかもしれません。