さくらこルーム

子育て・食物アレルギー・暮らしに役立つ情報を

小学校での食物アレルギーの対応

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こんにちは、さくらこです。

二男が小学校に入学しました。

色々と心配なことはありますが、一番心配なのは食物アレルギーと給食のことです。

二男には乳・卵の食物アレルギーがあるので、給食でアレルギー対応をしてもらわないといけません。

お住いの地域の小学校によって差はあると思いますが、二男の場合の学校の対応について書いていきたいと思います。

学校生活管理指導表の提出

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学校生活管理指導表を医師にかいてもらい、学校へ提出します。

学校生活管理指導表とは医師が診断結果に基づいて、アレルギー疾患の情報を記載するものです。

入学前の2月の「入学説明会」の時にアレルギーがある子は学校生活管理指導表の用紙を配られました。

医師に書いてもらい入学式に提出しました。

二男の場合はかかりつけの病院で定期的に血液検査を行っているので、その結果と診断に基づいて書いていただきました。

学校生活管理指導表を書いていただくには、別途保険外の料金がかかる場合があります。

実際の対応について学校側と面談

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入学式の日に担任の先生にアレルギーがあることを伝えると一度面談をして相談したいとのことだったので、担任の先生と面談の日にちを決めました。

担任の先生、養護教諭、教頭先生と私とで30分ほど面談しました。

面談は学校生活管理表に基づいて話をします。

  • アレルギーの食物について
  • 学校での給食の配膳について
  • 給食当番ができるかどうかについて
  • どんなアレルギー症状が出るか、アレルギーの程度
  • アレルギーが起きてしまった時の対応
  • 普段飲んでいる薬について
  • クラスのみんなにアレルギーがあることを公表して協力してもらっても良いか

など細かいことを聞かれました。

私の場合は、担任の先生、養護教諭、教頭先生はとても熱心で親切に対応してくれました。

給食が始まる前に不安なことは全部相談することができたので、とても助かりました。

学校給食でのアレルギー対応

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私が住んでいる地域の小中学校ではアレルギー対応食というものはありません。

アレルギーが含まれるメニューは配膳されません。

アレルギーのない生徒たちは「〇月分の献立表」という献立表がもらえますが、アレルギーのある子はそれとは別にアレルギー物質が書いてある献立表を事前にもらいます。

さらに「配膳図一覧」という給食の配膳が書いてあり、アレルギーがあるものには大きく×をうって提出するプリントが配られます。

アレルゲンを確認して、×をうち学校に提出します。

×をうったものは二男には配膳されません。

配膳されないものの代わりに代替食品を持参しても良いです。

二男の場合はパンが食べれないので、パンが出る時にはおにぎりを代わりに持参しようと思っています。

他の細かなおかずは「なし」のままで対応します。

牛乳が飲めないので、代わりに持参した水筒のお茶か教室で配られるお茶をコップで飲んでいます。

給食当番は食べなければ特に問題がないので、やらせています。

給食以外での配慮

まだ入学したばかりで、宿泊をともなう校外活動や調理実習などはありません。

遠足の時のおやつ、社会見学などで食品が提供される場合など、その都度学校との相談が必要になります。

好き嫌いの対応

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二男は今までいろいろなものを気軽に食べさせられなかったためか、好き嫌いがとても多いです。

5歳までは小麦のアレルギーもあったため、外食ではほとんどのものが食べれなかったので、新しいものにはなかなか手を出しません。

幼稚園の時の給食はご飯とおかず1品を食べれれば良いぐらいでした。

担任の先生に相談したところ、

「給食は配膳するときに量を食べれる分に減らすことができます。本当は配膳したものは残さず食べて欲しいところですが、残しても大丈夫ですよ。二男くんにも気にしなくていいよと伝えてください。」

と言っていただきました。

給食が嫌で学校が嫌になって欲しくはなかったので、本当にホッとしました。

あとがき

給食が先日から始まりました。

給食が始まるまで先生がれんらく帳で連絡をくれていたので、給食が始まることへの不安はだいぶ軽減されていました。

アレルギーというよりは、給食が食べれるかの方が心配でした。

二男に聞いてみると、その日のお赤飯とおかずは一口ずつ食べたと言っていました。嫌な思いをしている様子もなく、給食当番もうまくやれたようでした。

学校生活や給食は始まったばかり、まだまだこれからですが、最初に先生と相談して不安がある程度取り除けたので良かったです。

学校では間違いのないようにいろいろと対応をしてくれているので、先生とよく相談するとよいと思います。