こんにちは、さくらこです。
今回は長男(中学二年生)の勉強についてです。
長男は今のところ、塾には行かずに進研ゼミだけで勉強しています。
本人が塾には行きたくないと言っているので、塾には行っていませんが、「塾に行かなくてもちゃんと理解しているのかな?」という親としての不安が消えません。
そこで、スタディサプリを勉強に追加することにしました。
スタディサプリの細かい紹介と実際の取り組み方、取り組んでみての感想などを紹介します。
進研ゼミにスタディサプリをプラスした訳
進研ゼミだけでは「講義」が充実していないと感じていた
長男は進研ゼミでは専用タブレットと紙の問題集を利用するハイブリット講座というものを受講しています。
専用タブレットで教科ごとに「講義」「練習回」「定着回」という内容で学習しています。
「講義」というのは、音声や図で説明をしてはくれるものの、人が前に立って講義するものではなく、文字や図を見るのが中心です。時間は2~3分ほどで説明が終わります。
「練習回」「定着回」は講義を見た後に問題を解いていくものです。「講義」「練習回」「定着回」の1レッスンを10分程度で終えることができます。
タブレットを使って短い時間で効率よく手軽に練習問題を解いていくには良い教材だと思います。
ですが、進研ゼミの「講義」は長男が言うには、わかりやすくはないようです。
学校の復習としてサラッと聞く分には良いかもしれませんが、塾のように解き方のコツなどをわかりやすく説明しているとまではいかないようです。学校で習っていない部分はあまり理解できないそうです。
小学生までは進研ゼミだけで理解できていたのですが、中学生になりだんだんと内容が難しくなっていくので、この「講義」の部分をもう少し充実させたいと思っていました。
中学校で授業を受けているわけですが、残念ながら先生を選ぶことができません。
先生の良し悪しで左右されることなく、学校の授業の理解を深めたり、さらには受験につながるコツなどを教えてもらえるような勉強方法を探していました。
私としては強制力があり、講義を受けてコツなどを教えてもらえる塾を検討していましたが、本人はどうしても塾には行きたくないというので自宅学習で塾のように講義の受けれるものを探していました。
まずは進研ゼミの別講座を受講
講義を充実させるために、中学1年生の9月から進研ゼミの別講座「エベレス」を始めました。
EVERES(エベレス)は進研ゼミ『中学講座』とは別講座で、英数国のハイレベル受験コースです。
中学講座で使用しているチャレンジパッド2やiPadを使用して、週に2回(一回約40分)のライブ授業を受けることができます。
授業を受ける講座なので、家にいながら塾に通っているような感じです。
塾とは違い、その時間に受講ができなくても、あとから復習ムービーで何度も同じ授業が見れます。そして、標準クラスと応用クラスがありどちらの講座も見ることができます。
エベレスの良いところはライブ授業なので、その場でチャットを使って質問できることです。そして塾のように週に2回は強制的な勉強の拘束時間ができます。
エベレスを半年続けてみて、長男は最大のメリットである「質問がその場でできる」という機能は全く使いませんでした。
エベレスはライブ授業であることとサポートが充実しているがために、スタディサプリに比べるとかなり高額な金額(月々10,080円)を月々に支払っていました。
しかし、長男の場合はメリットを感じられなかったので、他の教材を考えることにしました。
エベレスとスタディサプリを実際に受講してみての比較はこちらの記事で詳しく書いています↓
スタディサプリを検討
他に良い教材がないかと探していた時期に「スタディサプリ」のCMをよく見かけました。「神授業、見放題」と、うたっています。
無料お試し期間があったので、まずは受講することにしてみました。
スタディサプリの概要
受講費
月額:1980円(税抜)
スタディサプリベーシックコースはお手頃な費用で、手軽に始めることができます。14日間の無料体験もついています。
手持ちのパソコン、タブレット、スマホで動画を見るので初期費用は必要ありません。中学講座の場合はアプリも必要ありません。
テキスト
スタディサプリのテキストは月額料金には含まれません。
1冊につき1200円(税・送料込)かかります。
年間にどれくらいのテキストが必要かというと、以下の通りです。
◆年間に必要なテキスト
- 英語 : 前編・後編の2冊必要
- 数学 : 1冊
- 国語 : 1冊
- 理科 : 1冊
- 社会 : 歴史 2冊、地理 2冊、公民 2冊 ※社会は1年生から3年生まで使います。
この他に英語の応用のテキスト、定期テスト対策講座のテキストを販売しています。
全教科受けるとテキスト代だけで8,000円~15,000円ほどかかりますが、これは年間のテキスト代です。
塾に一か月行くだけでもこれぐらいの値段はかるくかかるので年間で考えると高いわけではありません。
テキストは購入することを強くおすすめします。
テキストは無料でダウンロードして印刷できるのでテキストを購入しなくても受講はできます。
ただし1冊分まるまる印刷するとなると、テキストを買った方がお得な上に手間が省けます。
はじめは必要なページを印刷して受講してみて、続けれそうなら受講講座のテキストはケチらずに購入した方が良いと思います。
受講できる映像授業
英・数・国・理・社 の5教科の映像授業を受けれます。
英語と国語は教科書に対応しています。
英語と数学には「基礎講義」のほかに「応用講義」があります。
国語以外の教科には「定期テスト対策講座」があります。
追加料金一切なしで小4~高3までの全教科・全科目の授業が受講可能です。
苦手な部分の学びなおし、先取り学習など自分のペースで受講することができます。
特に進級した時の最初の中間テストは、前の学年で勉強したものもテスト範囲になりますので、入会する前の時期に習ったものでも遡って学習できるのはとても便利です。
スタディサプリで1週間にどれくらい勉強するか計画をたてる
スタディサプリに申し込んだら、まず1週間の学習計画をたてることをおすすめします。
通信講座のデメリットとしては、塾のように強制力がないので、自分で計画を立てなければならないということです。
いつでも好きな時間に学習できるということは大きなメリットですが、デメリットでもあります。
始めにしっかりと学習時間を決めておかないと、強制力がないためにあまりやらなくなってしまうという事態になりかねません。
小学生や中学生の場合は自分で計画を立てるのはなかなか難しいものです。
塾ならば塾の先生がサポートしてくれますが、スタディサプリにはそういったサポートシステムがないのでかわりに親がサポートする必要があると思います。
1講義の取り組み時間の目安
中学講座の場合は1講義は大体50分前後、講義の最後に確認テストがあり、確認テストまで含めると1時間前後かかります。
1講義は1コマ~6コマほどのチャプターに分かれていて、1コマは10分~20分ほどです。
この時間を目安に1日にどれくらいの量ならできるか考えて計画をたてていくと良いと思います。
スタディサプリの「スケジュール」を利用してスケジュールをたてる
スタディサプリでのスケジュールの立て方はシンプルです。
曜日ごとに受講する講座の教科を決めるだけです。
↓スタディサプリのホーム画面に「スケジュール」があるので、そこをクリックします。↓
↓曜日のところに受講する教科をドラッグするだけです。↓
これでスタディサプリを見ると「やること」のところにその日に受講するべき講座が表示されるようになります。
一日にどれくらい勉強すれば良いかということはとても迷うところだと思います。
勉強時間に関しては、部活や習い事などで勉強に充てられる時間に個人差があると思うので一概には言えませんが、長男の場合を紹介します。参考にしてみてください。
長男の場合の1週間の取り組み内容
やること | 勉強時間 | |
平日 | 基礎を1講義 | 1時間程度 |
土日 | 応用を1講義 | 2時間程度 |
月から金曜日は基礎講座を1講義。
土日は英語と数学の応用講座を1講義。
という計画をたてました。
一日の勉強時間は平日は約1時間、土日は二時間ぐらいが目安です。
時間がなくて1講義まるまる見れない場合は1コマ~2コマ見て、余裕のある時(主に土日)に残りの部分を見るようにしています。
1週間でトータル基礎講座5教科、応用2教科を各1講義受講できればよいかなと思っています。
受講する講義は学校で習ったところを受講することにしています。
応用の講義は教科書に沿っているわけではありませんが、とても役に立つことを教えてくれるので、余裕がある場合はぜひ受講してみてください。
スタディサプリを受講したあとに、進研ゼミのデジタルレッスンを2教科分受けることにしています。
学習計画の見直し
実際に1日どれくらいの時間学習したかは、次の日にメールで送られてきます。そしてスタディサプリのサポートWebでいつでも確認できます。
学習計画に無理や余裕がないか時々は子供と話して見直してみると良いと思います。
実際に受講してみた感想
実際に私も授業を長男といっしょに受講してみました。
どの教科もわかりやすく、講義に無駄がありません。質問しないと理解できないということも特にないので、サポートシステムは必要ありません。
わかりやすく、見ていて退屈ということもないのでスタディサプリの申し込みをしてからほぼ毎日動画を視聴しています。
特におすすめは英語の応用編です。
この関先生の授業はとても画期的でした。長男と一緒に見ていて「へぇ~、そうなんだ!!」の連続。とてもおもしろくてためになることばかりです。ほかの講義もすぐに見てみたいと思えるような内容です。
スマホ・タブレット・パソコンどれで見る?
長男は自分専用のスマホをもっているので、スマホで動画を視聴することが多いです。スマホをスタンドに立てて、テキストを開いて自分の学習机で勉強しています。
パソコンでも視聴してみました。画面が大きく見やすいですが、スマホでも特に見にくいということはありませんでした。
長男の場合は一番手軽に見られる自分のスマホが一番やりやすいとのことです。
ただし、スマホでは機能が制限されることがあります。
テキストをダウンロードしてプリントアウトしたい場合、倍速機能を使いたい場合はパソコンでないとできません。
意外にはまっているサプモン
そして、長男がスタディサプリを頑張って視聴しようという原動力になっているのは、「サプモン」というスタディサプリ専用のゲームです。
スタディサプリは動画を見たり、演習問題をやったり、解きなおしたりすることでコインがもらえます。
サプモンはこのもらったコインで新しいモンスターをゲットしたり、進化させたりできます。
長男はこういった成長させてコレクションする類のゲームが好きなので、意外とはまっています。二男(6歳)も「サプモン」を楽しみにしていて、コインをゲットするためには勉強するしかないので、二男のためにも頑張って動画を見て問題を解いています。
1講義受けて、その後息抜きにサプモンをするという流れになっています。
テスト勉強にも使っています。復習に倍速機能が便利
まだスタディサプリをはじめて2週間ほどですが、そろそろ中間テストが近づいてきました。
今回のテスト範囲は1年生の頃に習ったところも範囲になっている教科が多いです。
そんなときに、スタディサプリがとても役に立っています。
最近スタディサプリに入会したばかりでも、中学1年生の講義を視聴することができます。復習をかねて、テスト範囲の講義を受けています。
復習ですし、テスト勉強をしているときは限られた時間で多くの勉強をしたいので、倍速機能を使って受講しています。
倍速機能は0.75倍、1倍、1.25倍、1.5倍、1.75倍、2倍と速度を選ぶことができます。長男は1.25倍で見ています。
ただし、この機能はパソコンに限られます。スマホやタブレットでは倍速機能は使えません。
高校講座からはスマホアプリで倍速機能が使えるようなのですが、中学講座はアプリに対応していません。
スマホで倍速機能が簡単に使えるようになることを願います。
定期テスト対策講座がありますが、まだそこまで手を出す余裕がありません。使ってみたら、また追記したいと思います。
スタディサプリと進研ゼミを併用した勉強法のまとめ
スタディサプリの動画授業で講義を受けて学校での授業内容をより理解し、進研ゼミでは問題を解いて内容を定着させています。
スタディサプリ=インプット中心
進研ゼミ=アウトプット中心
という感じです。
さいごに
長男には「スタディサプリ」がとてもしっくりきたみたいです。
勉強はスタディサプリだけで大丈夫と言っていたぐらいですが、進研ゼミでは問題を解いて演習回数を増やしたいので、進研ゼミは退会しません。
進研ゼミとスタディサプリは同じように自宅学習するための講座ですが、使い方としては、同じではないので併用していくとより効果的なのではないかと感じました。
スタディサプリは効果的に使うことができれば、少ない費用でとても大きな効果が期待できます。
効果的な使い方をするには、親の協力が不可欠です。スタンダードコースではサポートがない分、親がサポートしてある程度は管理していく必要があります。
長男はどうしても塾には行きたくないようなので、これから塾の代用として続けていきます。
スタディサプリはとてもわかりやすく、取り組みやすいので長男はこれからも続けていけそうです。
スタディサプリは14日間の無料お試し期間があり、とても始めやすいです。
ぜひ、一度試してみてください。お得なキャンペーンも実施中です。
とってもおすすめです。↓↓
もう少し塾のような強制力が欲しいという方に、待望の個別指導コースが開設されました!体験談をこちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください。↓
テスト勉強にもスタディサプリと進研ゼミを活用しています。
テストの勉強方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しています↓
さらに、スタディサプリと進研ゼミの併用の家庭学習で中学2年の一学期期末テストで学年10位以内に入ることができました!こちらの記事で紹介しています↓
進研ゼミのエベレスとスタディサプリを比較しています↓