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【中学生の勉強方法】塾か進研ゼミ・スタサプなどの家庭学習かどっちがいいの?

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【2021.3.21大幅に修正して更新】

中学生になったら塾に行った方がいいの?家庭学習だけで大丈夫かな?と心配になることも多いと思います。

塾に行くべきか家庭学習だけでも大丈夫かに正解はありませんが、他の家はどういう風に勉強してその結果どうなったかというのは参考にはなると思います。

そこで、我が家の長男の場合を紹介したいと思います。

長男は2021年の4月で高校2年生になります。

長男の中学3年間の勉強方法は1年生は進研ゼミチャレンジを使っての家庭学習、2年生は進研ゼミとスタディサプリを使っての家庭学習、3年生は進研ゼミ・スタディサプリはやめて塾のみにして、希望の高校に合格しました。

それでは、詳しく紹介していきたいと思います。

 

小学生までの長男の進研ゼミチャレンジの取り組み

長男は幼いころからずっとチャレンジ。その取り組み状況はとても優秀でした。

一か月に決められた分は溜めることなくやって、提出日までに赤ペン先生をちゃんと提出できる子でした。

「ゲームはやることが終わってから」と決めてあったので、ゲームがやりたいがためにとりあえず、やっているという感じはありました。

小学校の勉強ではそれぐらいの勉強方法でもある程度やっていれば、特につまずくということはありませんでした。

5年生までは紙の教材で丸付けが適当なところがありましたが、本人の希望で6年生にチャレンジパッドのタブレット学習に切り替えました。

チャレンジパッドにしてからは、さらに理解が深まり6年生の頃に持ち帰ってくるテストは大体満点か満点に近い点数でした。

小学生のうちは進研ゼミ以外には学習系の習い事をしたり、ドリルをやったりはしていません。

 

中学生になる頃に塾に行くべきか迷いました

中学生になったら勉強の量も増えるし難しくなるので塾に行った方がいいのではと悩みました。

ですが、長男的には「塾には行きたくない!」という考えでした。

とにかく長男は家が好きな子です。

人見知りなので知らない人といっしょに勉強したくない、塾に行ったら成績が下がると言い張るのでとりあえず様子を見ることにしました。

今までは進研ゼミだけで家庭学習をしていて特に問題がなく、中学生になっても進研ゼミだけで頑張ると言います。

塾に行かずに家庭学習で勉強ができるのであれば、無理に塾に行く必要もないのかなと思い、塾には行かずこのまま進研ゼミだけで勉強を続けて様子を見ることにしました。

家庭学習でも本人にやる気があれば、成績は上位にいけると思います。

反対に塾へ行ったとしても、本人にやる気がなければ成績は伸びません。

本人のやる気がない、そして家族が家庭での学習に協力をあまりできないのならば塾にお任せするのも手だと思います。

とりあえず家で頑張ると言っているので本人の希望通りにすることにしました。

長男には成績が下がったり、教材を溜めるようなら強制力のある塾に切り替えるよと伝えておきました。

 

中学1年生の勉強

中学1年生の頃は進研ゼミを中心に家庭学習をしていました。

中学生ではハイブリッドスタイルというタブレットと紙で学習するコースを選んでいます。

小学生までは順調にいっていた進研ゼミの取り組みですが、中学校になってからは忙しくなり、さらに進研ゼミで勉強する量も増えたので特に紙の教材が溜まりがちになりました。なので、普段はタブレット学習の方だけでも終わらせるようにしました。

紙の教材は夏休みなどの時間がある時にまとめてやりましたが、紙の教材はすぐに溜まってしまいます。あまり溜めるようなら塾に切り替えるよと脅すと、塾には行きたくないので頑張ってやっていました。

勉強がむづかしくなってきたので、授業でまだ習っていないところの予習的な学習だと「まだ習っていないからよくわからない」ということもあり、予習というよりは復習にチャレンジを使っていました。

進研ゼミは親のサポートが必要だと感じます。

塾のように強制力がないので、勉強にあてる時間を確保するのは本人次第になってしまいます。特に中学生になると小学生よりも忙しくなります。

どこまで教材を進めているかをたまにチェックして、勉強をする習慣を身につけさせることが必要です。

 

2学期からは「EVERESエベレス中学講座」を追加受講

進研ゼミだけでは予習的な内容の理解が難しいことと、進研ゼミをサボることも多くなってきたので、強制力を持たせようと1年生2学期の9月から始まる進研ゼミの別講座「エベレス」を始めました。

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EVERES(エベレス)は進研ゼミ『中学講座』とは別講座で、英数国のハイレベル受験コースです。

中学講座で使用しているチャレンジパッド2やiPadを使用して、週に2回(一回約40分)のライブ授業を受けることができます。

授業を受ける講座なので、家にいながら塾に通っているような感じです。

塾とは違い、その時間に受講ができなくても、あとから復習ムービーで何度も同じ授業が見れます。そして、標準クラスと応用クラスがありどちらの講座も見ることができます。

進研ゼミの中学講座を受講していると、夏に無料体験ができるので試しに受講してみました。

ライブ授業を受けてみて、長男は「わかりやすい」「やってみたい」となったので、追加で受講することにしました。

このことにより、週に2回は強制的な勉強の拘束時間ができました。

 

テスト期間の勉強

テスト期間は学校のワークや問題集を中心に勉強します。

ですが、進研ゼミの教材の暗記アプリや暗記ブック、厳選予想問題はテスト勉強にかなり活用しました。

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テスト勉強の時に進研ゼミの厳選予想問題集を使っていたのですが、それだけでは問題の量が少なかったので、2学期からは定期テスト対策のために教科書に完全準拠した問題集を買いました。

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 私が購入したのは中学教科書ワークシリーズです。

※上記の社会は「東京書籍版」です。〇〇版と教科書によって異なりますので、購入の際には必ず学校の教科書と同じ出版社のものを購入してください。

 

中学1年生のテスト結果

1学期中間、期末ともに学年300人中50番ぐらいでした。

とりあえず、この順位を基準にして今後塾に切り替えるか、このまま進研ゼミだけで頑張るかを決めることにしました。

長男には「これ以上順位が大きく下がらないこと」「溜まってしまった教材は夏休み中に終わらせること」これができないようなら、強制力のある塾に切り替えると伝えました。

二学期は30番以内に入るまでになりました。

三学期の学年末テストでも30番以内をキープしました。

最初に約束した通り、成績は下がっていないので塾は見送り、このまま家庭学習を続けていくことにしました。

 

中学2年生の勉強

家庭学習の様子

中学2年生からは進研ゼミハイブリッド講座をそのまま続け、スタディサプリを新たに加えました。その代わりに1年生で受講していたエベレスは退会しました。

エベレスと同じように授業を受けるタイプのスタディサプリは強制力はありませんが、授業がわかりやすい、料金が安い、好きな時に見られるというメリットがあり実際に受講してみて長男はスタディサプリの方がわかりやすく、あっていたので切り替えました。

詳しくはこちらの記事でエベレストとスタディサプリを比較しています。↓

1年生の頃の勉強方に加え、テスト勉強期間中にはスタディサプリを一通り見て復習していました。

さらに10月からはスタディサプリの個別指導コースをモニターで受講する機会があり、家庭学習をする習慣が身に着きました。

スタデイサプリの個別指導コースを受講した時の様子はこちらの記事で詳しく紹介しています。↓

中学2年生のテスト結果

 一学期中間は学年順位20番以内、期末では10番以内に入ることができました。

これは家庭学習にスタディサプリを加えたことが大きかったかなと思います。スタディサプリを始めたころはきちんとスタディサプリを受講していました。

そして2学期中間は気が緩んで30番代に、ちょっと落ちてきたなというところでスタディサプリの個別指導コースを受講する機会があったので、2学期期末では20番以内になり、また気が緩んで3学期の学年末は30番代になりました。

しかし、1年生の50番以内より下に落ちることはなく、むしろ上がってきています。

家庭学習だけでも上位をキープすることができました。

 

中学2年生の時に受講したスタディサプリが上位キープに一番貢献しました↓ 

 

 中学2年生まで進研ゼミ中学講座でしっかりと基礎固めをしました↓

 

中学3年生の勉強

 中学3年生になる頃に塾をどうするか改めて息子に聞きました。すると「3年生からは塾に行く」という返事が返ってきました。

その時の様子はこちらの記事で詳しく紹介しています↓

中学1年、2年と家庭学習だけでも確実に成績を伸ばしてきた長男でしたが、受験を考え塾に入りました。

そして、進研ゼミとスタディサプリは終了にしました。

本人が希望してからの入塾だったのでとても効果があったように思います。

長男は大手の集団塾に入りました。

集団塾の場合、3年生からではついていくのが大変なのではと心配されることもあるかと思いますが、長男はそれまでの基礎は進研ゼミとスタディサプリを中心にした家庭学習でできていたため、塾でも前からいた生徒に遅れることなくついていくことができました。

中学3年生では週に5日(1日約2時間半)、そして月に1回は模試などで塾に通っていました。

本人が気にしていた人見知りも大丈夫で、同じ中学の子がたくさんいる塾に入ったので知り合いも多く、同じ志を持った友達が増えてとても良かったようです。

長男はこんなことならもっと早くから塾に行っていれば良かったと言っています。

ただ、金銭的な面では家庭学習の5倍ぐらいの金額が必要になりました。これは中学3年生だから特にかかる金額だと思います。

 

 中学生で塾に通っている子の割合と費用を調べました。こちらの記事を参考にしてください。↓

中学3年生のテストと受験の結果

中学3年生の1学期の期末では、なんと学年300人中3位にまでなりました。 他のテストも20番位内から落ちることはなく、3年生では順調に成績が伸びていました。

そして、希望の高校に行くことができました。

本人的には塾に行っていなかったら、ここまで頑張れなかったと思うし、今通っている高校に合格しなかったと思うと言っているので、長男の場合は塾に行って成功だったと思います。

 

さいごに

長男は小学生までは進研ゼミだけ、中学1年生も進研ゼミを主に、中学2年生では進研ゼミとスタディサプリを主に、中学3年生は塾のみで勉強をしました。

それで、希望の高校に行くことができました。

「塾か家庭学習どっちがいいのか?」は長男の場合は途中で切り替えて成功したパターンです。 

家庭学習の習慣が身についている子ならば家庭学習だけでも十分に中学の内容は理解できると思いますし、上位も狙えると思います。

長男も中学2年生までは家庭学習だけでも十分な成績を残していると思います。

そして、3年生になり本人の意思で塾に行きたいとなったので塾でも頑張っていました。早くから無理やりや、何となく行かせるよりもよかったと思います。

3年生から集団塾に入っても十分ついていくことはできました。

1年生2年生のうちは、家庭学習で様子を見ても大丈夫かなとも思います。

ただ、家庭学習は強制力がないので、どうも家庭学習では無理だと思ったら早めに塾に切り替えるのもいいかもしれません。

塾に切り替えても本人にやる気がないと塾の高い費用が無駄になってしまうということはあるかもしれません。

要は本人次第なのですよね。

どちらが本人に合っているのか見極めつつ家庭学習か塾かを決めていけばいいと思います。

 

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