中学校の定期テストで学年10以内に入る勉強方法を長男の経験をもとに具体的に紹介しています。
中学校の定期テストで上位にいる子たちはどんな勉強をしているのか気になりませんか。
何か特別な勉強法があるのではないか?塾に行かないと無理なのではないかと疑問に思うことでしょう。
今回はそんな悩みを解消します。
塾に行かなくても特別なことをしなくても定期テストで学年上位になることは可能です。
実際に私の長男は中学生の時にこれから紹介する勉強方法で学年300人中10位以内に入っています。
長男は要領が良いというよりはむしろ悪く、勉強が好きという訳でもなく、勉強よりもゲームや漫画が好きな普通の中学生でした。
そんな長男でもシステマティックに勉強すれば、上位に入ることができます。
この記事では、塾なしの家庭学習だけで学年上位に入った長男のテスト勉強方法を具体的に紹介しています。
この記事を読んで学年上位を目指しましょう!
塾なしで定期テスト学年10位以内に入るには
定期テストで上位に入るための点数の目安、必要な勉強時間、必要な教材などを紹介します。
点数はどれくらい必要?
学年上位に入るためにはどれくらいの点数を各教科でとる必要があるのでしょうか。
通っている中学の学年の人数や偏差値、定期テストの平均点によって多少の差はでますが、以下の点数を目標にするとわかりやすいです。
長男が通っていた中学校の3年間の定期テストの点数分布で大体の平均を出しました。
上位5%以内に入りたい場合は1教科につき90点以上、5教科合計で450点以上を目標とします。
上位1%以内に入りたい場合や学年1位をねらう場合は1教科につき95点以上、5教科合計で475点を目標とします。
上位10%に入るには1教科につき85点以上、5教科合計で420点以上を目標とします。
1教科90点以上や学年10位以内に入りたいなどの具体的な目標があった方がテスト勉強を頑張るモチベーションにつながります。
テスト期間の勉強時間はどれくらい必要?
テスト期間の2週間は平日は約2時間以上、土日祝は約4~5時間以上を目安に勉強します。
夜10時には就寝するようにしています。
勉強時間とテストの点数の関係
勉強時間を増やすとテストの点数も比例して上がる傾向にあります。
多少の効率の違いはあれど、点数の良い子はそれだけ勉強しているということです。
ラクをしてすぐに成績アップというような魔法はありません。
定期テストで良い点数を取るにはある程度時間をかけて勉強をする必要があるという現実を受け止めて本人が努力していかないと成績アップは望めません。
なので、学年上位をねらう場合は勉強の時間をしっかり確保しましょう。
長男も中学1年生の1学期のテストでは平日1~2時間、土日2~3時間と勉強時間は少なめでした。その時の順位は学年で300人中40番ぐらいです。
個人懇談で担任の先生から「上位の子は土日には4~5時間以上はしているよ」「まだまだ伸びるよ」と応援され、勉強時間を増やしたところ順位は確実に上がっていきました。
勉強は長い時間した方がテストの点数はアップしますが、一夜漬けのようなことはしません。
夜遅くまでダラダラと勉強はさせず、遅くとも10時までには寝るようにしました。
その方が勉強したことが頭によく入ります。
必要な教材は?
テスト勉強は主に学校の教科書やワークを中心に行います。
ですが、教科書とワークだけではインプットする量とアウトプットする量が足りません。
そこで、「教科書ワーク」「スタディサプリ」「進研ゼミ中学講座」を使いました。
この3教材を活用することにより、確実に定期テストの点数がアップしていきました。
必要な教材は親が積極的に準備して整えてあげることで勉強効率がアップしますので、ぜひ準備してあげてください。
教科書ワーク
教科書完全準拠の「教科書ワーク」という問題集を全教科購入しています。
学校のワークだけでは足りないアプトプットの量を補ってくれます。
教科書ワークは1年生の2学期期末テストから購入するようになりましたが、教科書ワークを追加したことによって学年順位は大幅にアップしました。
教科書ワークは教科書完全準拠なので、学校でお使いの教科書の出版社と学年に気を付けてお買い求めください↓
スタディサプリ
スタディサプリはインプットの面で大いに役立ちます。
映像授業をみてテスト範囲の教科書の授業内容の復習することで理解力が上がりました。
スタディサプリは中学2年生から始めましたが、スタディサプリを加えてから学年10以内に入るようになりました。
1回約5分の講義でスマホでさっと復習できるので効率的です。
スタディサプリベーシックコースの月額は税込2,178円で5教科の映像授業が見放題です。
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進研ゼミ
進研ゼミ中学講座のハイブリッドスタイルを受講しました。
テスト期間には暗記アプリ、暗記ブック、厳選予想問題集が大活躍します。
教科書に沿っているので効率よく勉強できます。
進研ゼミは普段の勉強から定期テスト対策までインプット・アウトプットどちらも充実している教材です。
テスト期間だけの集中勉強である程度テストの点数は取れますが、普段からの勉強の積み重ねも大切です。
テスト対策だけではなく年中使える教材です。
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それでは、定期テストの勉強法を具体的に紹介していきます!
テスト勉強を始める前にすること
- 計画表をつくる
- 学校のワークをコピーする
- 教科書ワークをコピーする
テスト勉強を始める前に以上のことをやっておきます。
計画表作りとワークなどのコピー作業です。これらのことは親が積極的に協力してサポートしてあげると勉強がはかどります。
では、詳しく紹介していきます。
テスト2週間前までに計画表をつくる
中学校にもよりますが、テストの2週間から10日前ぐらいまでにテスト範囲のプリントと計画表が配られます。
計画表が学校で配られない場合でも、計画表はざっくりでも良いので作っておくことをおすすめします。
計画表の作り方
私はエクセルで作っていますが、手書きでも十分作れます。
- A4用紙を2枚用意。
- 横軸に1枚につき7日分の月日・曜日・備考、縦軸に教科名を書きます。
- 備考欄には部活・習い事やどうしても見たいテレビなど、あまり勉強時間が確保できない理由を書いておきます。そういう日は勉強時間は少なめにして何もない日は多めにします。
- 勉強時間を決める。平日は2~3教科で2時間ぐらいでできる勉強の量、土日は全教科で5時間ぐらいの勉強時間を目安にします。
- テスト期間前半の1枚目は教科書のページとそれに連動した学校のワークのページを書きます。「教科書P.〇~〇」「ワークP.〇~〇」など。
- テスト期間後半の2枚目は復習や学校のワーク以外の問題集をやる時間にあてます。細かく内容を決めなくても、この日にはこの教科の復習や問題集をやるとざっくり決めておけばOKです。
私はこの計画表作りをいつも手伝っています。二人で協力して計画表をつくると1時間ほどでしっかりした計画が立てれるので効率が良いです。
計画表は子供だけで作ると意外と大変でどのように作成して良いかもわかっていないことがあり、いいかげんに作ってしまいます。
計画表をしっかり作っていくことで勉強の効率がだいぶ違ってきます。
計画表づくりは面倒ではありますが、長男にとってはとても有効です。
長男は計画に余裕があっても計画以上のことはしようとしませんが、計画表に書いてあることはなんとか遅れずに進めて行こうと頑張ります。
その日に今日は何をやろうと考える手間も省けるので、結局は順調に勉強がすすんでいきます。
計画表はぜひ作ってください。
学校のワークのコピー
学校のワーク(問題集)をコピーしておきます。
ワークは学校で使って書き込んでしまうものです。
ですが、定期テストでは学校のワークから出題されることが多いので、もう一度復習のために問題を解きたいところです。
書き込んであるともう一度問題を解くときに使いづらいので、ワークに書き込んでしまう前にあらかじめコピーしておきます。
コピーはなかなか面倒な作業なので、私がコピーしています。
1年生の時にはコピーしていなかったのですが、2年生になってコピーして学校のワークをもう一度やるようになってから点数は確実にアップしています。
長男の学校では学校のワークはテスト範囲のところを終わらせてテスト当日までに課題として提出する形になっています。
一度目の勉強でワークに直接書き込んで課題提出に備え、コピーしたものは復習としてもう一度解きなおします。
教科書ワークのコピー
先ほど紹介した、教科書準拠の問題集「教科書ワーク」のテスト範囲のページをコピーします。
もう一度解くことができるように、問題集には直接書き込まずにコピーしたものを使っています。コピーは私がしています。
コピーをしている利点は、
- テストの範囲だけコピーしているので、やるべきところがすぐわかる。
- 学校に持っていくときにテスト範囲のところだけ持っていけば良いのでかさばらない。
- 何度も復習できる
教科書ワークはコピーして使うのがとてもおすすめなのですが、コピー作業はとても面倒です。
コピーするのが面倒な場合は直接書き込んでかまいません。
実際に長男の勉強時間では、教科書ワークをもう一度解く余裕はなかったので、問題集はまっさらな状態で残っています。
全部書き込んでしまってまたもう一度やりたい場合はもう1冊買えば良い話です。
答えを書き込まずに別のノートや紙に書いて何度も解くというやり方もあります。
ただその方法は問題と答えが別になってしまい、復習で間違えたところを確認する作業が面倒になります。
少しでも勉強の効率が上がればと思い、コピーして使っています。
具体的な勉強方法
- スタディサプリで映像授業を見る
- 学校のワークをやる
- 1.2を繰り返してテスト範囲の勉強を一通り終わらせる
- 教科書ワークをやる
- 学校のワークをもう1回やる
- 進研ゼミの暗記アプリ・暗記ブックで再確認
- 進研ゼミの定期テスト厳選予想問題集をやる
- 間違えた問題を総復習
具体的なテスト勉強のすすめ方は以上のようになります。
ひとつひとつもう少し細かく説明していきます。
1.スタディサプリで映像授業を見る
まずはスタディサプリでテスト範囲の映像授業をみます。
映像授業を見ることで、テスト範囲の教科書の内容を復習することができますし、授業ではわかりにくかったところの理解が深まります。
教科書をもう一度読み返すより効率良くインプットできます。
スタディサプリでテスト範囲の映像授業を一気に全部見るのではなく、計画表で区切った教科書やワークの範囲の映像授業をちょこちょこ見ていきましょう。
2.学校のワークをやる
スタディサプリを見たら、同じ範囲の学校のワークの問題を解いていきます。
スタディサプリでインプットしたものをすぐにアプトプットする形です。
学校のワークには直接解答を書き込んで、期限までに課題提出できるようにしておきましょう。
3.1 と2を繰り返してテスト範囲の勉強を一通り終わらせる
スタディサプリを見て、学校のワークを解く。このことを繰り返して、テスト範囲の勉強を一通り終わらせます。
ここまでの勉強をテスト1週間前ぐらいまでに終わらせておくと良いです。
4.教科書ワークをやる
購入しておいた問題集の「教科書ワーク」に取り組みます。
テスト範囲の勉強は一通り終わっているので、あとは問題をたくさん解いてアプトプットして知識を定着していきましょう。
教科書ワークは教科書完全準拠なので習ったところを効率よく復習できます。
学校のワークでは足りない問題や違った視点の問題を解くことができるのでオススメです。
5.学校のワークをもう1回やる
教科書ワークが一通り終わったら、学校のワークをコピーしておいたものを使ってもう一度やります。
ここまでで、学校のワークを2回、教科書ワークを1回やっているので学習内容が知識としてかなり定着しています。
6.進研ゼミの暗記アプリ・暗記ブックで再確認
進研ゼミの暗記アプリや暗記ブックで暗記項目の再確認をします。
中学校の勉強は暗記することが多いので、暗記アプリや暗記ブックを活用して暗記項目は覚えてしまいましょう。
暗記アプリならばゲーム感覚でサクサク覚えられます。
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7.定期テスト厳選予想問題集をやる
進研ゼミの「定期テスト厳選予想問題」をやります。この問題は教科書に合っています。そして、実際に似たような問題がテストによく出るんです!
テスト勉強の総仕上げとしてテスト前日にやります。
8.間違えた問題を総復習
学校のワーク、教科書ワーク、暗記アプリまたは暗記ブック、厳選予想問題で間違えた問題を潰していきましょう。
ここまでやれば90点以上を目指せます!
まとめ
- 点数の目標:1教科90点以上5教科450点以上
- 勉強時間:テスト2週間前から平日2時間土日5時間
- 必要な教材:教科書ワーク、スタディサプリ、進研ゼミ
- テスト前の準備:計画表をつくる、学校のワークと教科書ワークのコピー
- 勉強方法:
- スタディサプリで映像授業を見る
- 学校のワークをやる
- 1.2を繰り返してテスト範囲の勉強を一通り終わらせる
- 教科書ワークをやる
- 学校のワークをもう1回やる
- 進研ゼミの暗記アプリ・暗記ブックで再確認
- 進研ゼミの定期テスト厳選予想問題集をやる
- 間違えた問題を総復習
以上のことをシステマティックにこなしていけば、90点以上も学年順位1桁をねらうこともできます。
進研ゼミやスタディサプリといった教材は使用していますが、塾には行かなくても上位に入れます。
実際に長男はこの勉強方法で何度も学年300人中10番以内に入っています。
勉強はやればやるほど結果がついてきます。
長男はテスト勉強をちゃんとしているからこその結果です。
長男は決して一度授業を聞いただけで覚えてしまうとか、やらなくてもある程度できるとか、そんな天才タイプではありません。
上位をキープしている人は要領の違いはあれど、みんな勉強しています。
頭の良い子の「全然勉強してないよ~」を鵜呑みにしてはいけません。
そして、勉強の要領は勉強をすればするほど良くなっていくと感じています。
勉強以外の計画表作りやワークのコピーや教材をそろえて環境を整えることなどは親が積極的にサポートしていきましょう。
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